Bonjour!

日本はそろそろ桜の季節でしょうか・・・

ご存知ですか?実はParisの近くでも桜が見られるんです。Parisからちょっと南下した郊外のソー公園。ソメイヨシノではなくて、八重桜ですがParis在住の日本人には人気があります。

さて、今回は久しぶりにちょっとパリを抜け出して日帰りのシャンパンツアーに行きましょう!

シャンパーニュの街、ランスまではパリの東駅からたったの45分。意外に近いのです!!車でなければ、いくらでもシャンパンを試飲できるし・・・これは電車で行くしかない!ですね。インターネットで簡単に予約ができます。もちろん英語のガイドもありますよ。

海外初心者さんなら、日本語のオプショナルツアーもあるはずなので、ハネムーンコンシェルジュにぜひ相談してみてくださいね。

シャンパンといえばランス!有名カーヴがずらり

朝8時くらいの電車に乗っても、ランスに着くのは9時前。ランスの中央駅の前にはバスターミナルがあって分かりやすいので、これに乗ってまずはヴーヴ・クリコ(Veuve Clicquot)のカーヴに行きましょう。

Veuve Clicquot の看板

Veuve Clicquotを最初に創立したのはフィリップ・クリコですが、彼の息子フランソワ・クリコの死後、未亡人となったマダム・クリコが陣営を指揮することを決意したそうです。名前にVeuve (ヴーヴ、フランス語で未亡人)とついているのはこのためだったんですね。

10度に保たれたひんやりしたカーヴを進んでいくと、はるか昔に出荷されたときに使用されていたカートンや、またまた埃まみれのボトルたちが。

カートンやほこりを被るボトル

一体どのくらいの間ここにあるのかしら・・・。

赤い

最後に地上にでるための階段には、ミレジメ(ビンテージ シャンパン)を作った年のプレートがはめられていました。

地下室のようす

そしてなんといっても楽しみなのは、見学の後の試飲です。今まで説明を聞いてきた分、今までよりもそのメゾンのシャンパンに愛着を感じるはず!

シャンパンの試飲の様子

シャワシャワシャワという耳に心地よい泡がはじける音。そして少し顔を近づけるとすぐに感じるまろやかな香り。

ヴーヴクリコの他にも、マム(MUMM)のカーヴや更にもう少し電車に乗れば、あの有名なドンペリのカーヴもあります。

フィリップ クリコの銅像?


<Information>
●ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン Veuve Cliquot Ponsardin
12 rue du Temple – BP 2714 51054 REIMS CEDEX
Tel: (33)3 26 89 54 40
※カーヴ見学は予約制なので、コンシェルジュにお願いして予定に組み込んでもらいましょう。

●マム G.H.MUMM
https://www.mumm.com/ja-jp/
29 rue du Champ de Mars – BP 2712 51053 REIMS Cedex
Tel: (33)3 26 49 59 69
※予約は不要ですが、念のため、予約をお願いしておきましょう。カーヴのはす向かいには、世界遺産のフジタ礼拝堂があります。

●モエ・エ・シャンドン Moet E Chandon
18, avenue de Champagne, 51200 Epernay
TEL: 03 26 51 20 20
※予約は不要ですが、念のため、予約をお願いしておきましょう。


ランスは、パリから東北方面へTGVで約45分。シャンパンの産地として有名なシャンパーニュ地方にあります。また、歴代フランス国王の聖別戴冠式の舞台となりました。

マーク・シャガール作のステンドグラスがあるノートルダム大聖堂、現在は博物館になっているトー宮殿、ロマネスクとゴシックと2つの様式が混ざり合うサン・レミ聖堂が有名です。

大聖堂の前の広場にはかの有名なジャンヌ・ダルクの像が。毎年6月の第1週末には、中世の衣装を身にまとった人達が、戴冠式のパレードを行います。

また、6月中旬~7月中旬には、著名なミュージシャンがクラシックやジャズのコンサートを開催する「ランス音楽祭」が、大聖堂などで行われます。

そして、フランス第3の規模を誇るクリスマスマーケットがここ、ランスで開催。11月末~1月末まで、シャンパーニュ地方独特のクリスマスを味わえます。

本場で味わうシャンパンを楽しみながら、ランスの街をぶらぶら観光してみてもいいですね。ぜひ、足を運んでみては?

 

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