新婚旅行、しかも初めての海外旅行で病気になってしまったら、またスリや盗難にあったらどうしたいいのでしょう。
そんな旅先でのリスクに備えるのが、旅行保険。
特に海外に行くなら、ぜひとも入っておきたい保険です。
海外初心者にとっては大きなお守りになりますよ。
旅行保険の内容や選び方のコツ、加入方法などを紹介します。
ハネムーンで海外旅行保険加入は必須です!
ハネムーンで海外にいくなら、旅行保険は必要でしょうか?
結婚式や新生活で何かとお金がかかるのに、さらに新婚旅行のための保険なんて、とため息がでてしまいますね。
「何ヶ月も海外に行くわけじゃないし、彼といっしょだから大丈夫でしょ」と思いがちですすが、海外での事故発生率は決して低くはありません。
旅行保険に入っておくべき理由を紹介します。
海外旅行者のおよそ30人に1人が事故にあっている!
2018年度のジェイアイ傷害火災保険「トラブルデータ」によると、海外旅行者の27人に1人が何らかの事故(病気)にあって、保険を利用したとか!
保険に入っていない人のことも含めたら、もっと多くの人が事故(病気)に遭っているかもしれません。
決して軽視できない数字ですよね。
日本で事故にあっても大変なのに、慣れない異国の地での何かあったらと考えると不安は尽きません。
海外での医療費は高額!特にビーチリゾートは要注意
海外で治療を受けた時に大変なのが、高額な医療費の支払い。
海外で手術や入院が必要となるほどの病気やケガをすると、治療費が100万円を超えることも珍しくありません。
日本では3割負担の医療費ですが、海外の病院で日本の保険証をパスポートと一緒に提出したとしても、その場で保険は効かないのです。
救急車の搬送費用や医療通訳の手配料、日本から駆け付けた家族の渡航費といった治療費以外の費用も含めると、1,000万円以上必要になるケースもあります。
◆海外での高額な医療費例
- ハワイで道路横断中にバスにはねられ救急車で搬送。16日間入院・ 手術。家族が日本から駆けつける…約1,500万円
- イタリアで自転車で走行中に転倒。顔面骨骨折と診断され8日間入院・手術。日本から家 族が駆けつける…約300万円
特にモルジブ、タヒチ、ハワイのような島(ビーチリゾート)の場合、状況によってはヘリで緊急搬送される可能性があるので、保険加入は必須。
国内であっても、沖縄の離島などは同様にヘリでの搬送になるので、国内旅行保険への加入がオススメ。
海外ではスリ・盗難が多い!
海外で財布やスマホ、カバンを盗られる被害は後を絶ちません。
特に日本人は警戒心が薄いせいか、ターゲットにされることが多いのです。
スリの手口も巧妙・かつ大胆なので、どんなに注意していても被害にあってしまうことがあります。
【関連情報】
・ハワイの治安情報~ハネムーンで気を付けること~
・イタリア治安情報!新婚旅行で気を付けたい、巧妙なスリの手口
・【パリの治安情報(1)】オペラ座界隈のスリ集団をご紹介!
海外旅行保険の内容と選び方
海外旅行保険に加入した場合、実際に受けられる補償内容をまとめました。
旅行先で病気やケガをしたときの補償
海外旅行保険の中でもっとも大事な補償です。
実際に使われる頻度ももっとも高くなっています。
なおスカイダイビングやハンググライダー、ピッケルやアイゼンなどを利用する山岳登はん(険しい岩壁などをよじ登ること)などは、保険適用外の「危険スポーツ」とみなされます。
海外でスポーツをするなら、危険スポーツではないか、あらかじめ確認が必要です。
※補償額の相場は1,000万円
救援者費用補償
治療費だけでなく、家族が駆けつける際の渡航費や滞在費、医師・看護師をともなうチャーター機による搬送費を補償してくれます。
※補償額の相場は1,000万円
携行品に対する補償
自分のもの、もしくは他人から無償で借りている携行品(カメラ、バッグ、財布・スマホなど)が盗難や火災などにより損害を受けときに補償。
電車の中に置き忘れといった自分に過失がある時は補償されないことも。
※通常1つのものにつき、補償額の相場は30万円程度
他人への賠償の補償
誰かにケガをさせた、誰かの持ち物を破損させたなどで賠償請求された際の補償です。
過去には、フランスのホテルのバスタブのお湯をあふれさせ、階下と周囲の部屋を使えなくさせたとして1,200万円以上請求された例も。
※補償額の相場は1億円(高額な補償が必要になるのはレアケースですが、実際そうなったら大変)
交通機関がトラブルにあった時の補償
海外旅行中に交通機関のトラブルに巻き込まれることは珍しくありません。
航空機や航空会社の事故や不備によって発生したロストバゲージに対する補償、欠航・遅延により発生した宿泊費用に対する補償。
※通常、補償額は10万円程度
日本語での電話応対&キャッシュレス・メディカルサービス
海外で何かあった時に24時間365日、日本語で対応してくれる、海外初心者にはありがたいサービス。
病気(ケガ)の際は、キャッシュレスで治療を受けられる近くの病院の紹介・予約のほか、通訳の手配をしてくれます。
また、盗難・紛失にあったときにも対応方法を丁寧に教えてくれます。
クレジットカードに付帯している旅行保険だけでは不十分?
たいていのクレジットカードには海外旅行保険が付帯されています。
新たに手続きする必要がないので、楽なことは確かですが、補償内容がかなり限定的。
- 疾病・傷害治療補償額が50万から200万円、賠償責任補償は2,000万円から5,000万円では、もしもの時に足りないかも
- 疾病死亡(病気による死亡)の補償はついていないことがほとんど
- 海外でいったん費用を立て替える必要がある場合も
クレジットカードに付帯されている保険だけでなはく、単体の海外旅行保険も併せて加入するのが、安心な方法ですね。特にビーチリゾート(離島)の場合は、加入が必須といえるでしょう。
海外旅行保険の加入方法と選ぶ場合の注意ポイント
海外旅行保険の加入方法や補償内容、選ぶ場合の注意ポイントをまとめました。
旅行の何日前から申し込みができる?
保険会社によって異なりますが、早いものは3ヶ月前から申し込めます。
旅行出発日当日まで申し込みをすることができます。
何日間の旅行なら加入できる?
保険会社によって異なりますが、保険期間は短くても15日間はあるので、新婚旅行に関しては期間オーバーになることはなさそう。
補償されるのは「旅行のために家を出てから、戻るまで」になります。
いつまでに加入?
海外保旅行保険は、旅行代理店や保険会社の窓口のほか、郵送、インターネットを通じて申し込むことができます。
郵送申し込みの場合は、返送される保険証書などを受け取ってから出発するので、遅くとも1週間前には申し込みを済ませたいところです。
インターネットの場合は、その場で補償内容がPDFで発行され、Web上で完了というところもあります。海外のWiFi事情がまちまちなので、できれば事前にプリントアウトして持参することをおすすめします。
仮に忙しくて申し込みができなくても、出発当日空港の保険カウンターで手続きすることができます。
ただしこの場合、補償内容が限定的になることも(飛行機の遅延が原因トラブル補償が受けれないなど)。
また空港で保険の申し込みをする場合、家から空港までに何かトラブルがあったとしても、補償はされません。
新姓と旧姓どちらで契約?
結論からいうと、海外旅行保険の名儀は新姓でも旧姓でも問題ありません。
海外旅行保険の名義は、パスポートの記載に合わせることが最重要になります。
海外でキャッシュレス・メディカルサービスなどを受ける際に、パスポートの氏名と海外旅行保険の被保険者名で本人確認をするからです。
≫【新婚旅行のパスポート】旧姓のままで大丈夫?新姓ならいつまでに申請?
気になる保険料は?
補償額が1億円と聞くと、どれだけ高額な保険料を払うのと心配になりますが、保険料は意外とお得。
行き先や日数によって異なりますが、だいたい1人あたり1万円です。
1万円で手厚い補償を受けられるなら、決して高い買い物ではありませんよね。
新婚旅行におすすめの海外旅行保険は?
新婚旅行におすすめなのが、旅行保険のファミリープランやカップルプラン。
彼と2人分の保険が、1つの契約だけでOKな便利なプランです。
2人だけのハネムーンならどちらのプランでも大丈夫ですがOKですが、子連れハネムーンの場合はファミリープランになります。
カップルプランは旅行の前後に結婚することが前提なので、契約する名義は旧姓のままでも問題ありません。
ネットで申込OK!おすすめの海外旅行保険
おすすめの海外旅行保険を紹介します。
保険会社の窓口でも申し込みができますが、忙しい2人にはネットから申し込み可能なタイプがおすすめ。
多くの場合、価格は店頭で申し込むより割安に設定されています。
- 申し込み:出発45日前から出発当日まで
- 保険期間:92日間
- 24時間365日、日本語サポートあり
- 申し込み:出発3ヶ月前から出発当日まで
- 保険期間:31日まで
- 24時間365日、日本語サポートあり
- 申し込み:出発90日前から出発当日まで
- 保険期間:日帰りから15日間
- 24時間365日、日本語サポートあり
- 申し込み:出発60日前から出発当日まで
- 保険期間:31日以内
- 24時間365日、日本語サポートあり
- 申し込み:出発日60日前から出発当日午後11:30まで
- 保険期間:92日以内
- 24時間365日、日本語サポートあり
旅行保険の手配もハネムーンSに任せておけば安心!
必要だとはわかっていても、結婚式や旅行の準備で忙しいから、保険のことまでなかなか手が回らないかもしれまんせね。
海外旅行が初めてなら、なおさら後手後手に回ってしまうかも。
ハネムーンSからコンシェルジュに旅行のプランニングをお願いすれば、もちろん保険の手配もしてくれます。
海外旅行の知識がゼロでも、行き先の提案から、具体的なスケジュール立案、現地でのサポート、保険のこともサポートしてくれるので、まるごとまかせて安心ですね。