Bonjour !

早いものでもう2月ですね!冬はグレーの雲がたちこめる日が多いパリ、今日は青空が久しぶりに広がっています。

今日は新感覚フレンチとしてパリジェンヌの話題を集めている、オペラ座(パレ・ガルニエ)からも近いビストロ「L’Office (ロフィス)」でデジュネをしてみましょう。

パリ9区にある注目のレストラン

外見はとってもシンプル!私も思わず通り過ぎてしまったほど。

パリのビストロ外観

デジュネは2品で22ユーロ。3品で27ユーロ。夜も同じ内容から選べますが、2品で27ユーロ、3品で33ユーロとなります。

前菜、メイン、デザート共に3つの選択肢の中から選べます。私の前菜は燻製タラとビートのブリニス。

ビストロ(料理)

ブリニスとは、ソバ粉のパンケーキでサワークリームやキャビアなどを乗せて食べるロシア料理。

このパンケーキに、今回は少しだけ火を入れた燻製タラと、卵マヨ、ビーツが乗っているフレンチバージョンで、お皿に春が来たかのような鮮やかさ。

タラも、卵マヨも、ビーツもそれぞれの味が結構個性的で主張しているのにケンカをせずに落ち着いているのが不思議。

気になるメインは若鶏のシャンピニオンソース、セロリのピューレ添え。

若鶏は小さいので、通常のビストロだと丸ごとの形でサーヴされ、日本人は「ぎょっ!」とすることも多いのですが

ここでは上品にカットされて出てきました。シェフはかなり見た目の繊細さにも力をいれるタイプのようです。

やわらかな若鳥(ビストロ)

そしてこの若鶏の柔らかいこと!

どちらかというと鶏=パサつくというイメージを心地よく覆してくれました。セロリのピューレも、セロリすぎずに美味しい♪欲を言えば、あともう一切れ食べたい。

ロフィスはどちらかというと量は控えめなので、日本人の胃には丁度かもしれません。(私には足りないけれど・・・)

ちなみにこちらは友人がオーダーしたメイン、タラのニョッキ添えです。香ばしくてとても美味しかったそうですよ!

タラのニョッキ添え

デザートも、これまた見た目も美しいチョコレートケーキ。お店の方の説明によると、ポーランドのお菓子を真似たものらしい。

ロシア料理からインスピレーションを得た前菜といい、このデザートといい、外国要素をフレンチに取り入れるのがお得意のよう。

パリ チョコレートケーキ

3品いただきましたが、胃にもたれることもなく、まだ食べられるかも!カジュアル&フレンドリーな「L’Office」での楽しいデジュネでした。


<Information> ロフィス L’Office
3, rue Richer 75009 Paris
Tel : 01 47 70 67 31
営業時間:12時~14時/19時30分~22時30分、土日休み
最寄り駅:メトロ8、9号線「Bonne Nouvelle」、7号線「Poissonniere」各駅徒歩3分

パリ9区には、オペラ座の他にラファイエット百貨店やプランタンなどのデパートもあります。観光ついでにショッピングやランチをきままに楽しむのもいいですね!

ちなみに「デジュネ(dejeuner)」は、フランス語で昼食(ランチ)を示しますが、カナダでは朝食を示していたりします。ちなみにフランスでは朝食は、プチデジュネ(petit dejeuner)、夕食がディネ(diner)。カナダの昼食はなんとディネ(diner)というからややこしい・・・。ミニフランス語講座でした!

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