藻岩山からの夜景
札幌「藻岩山」からの夜景

国内ハネムーンの行き先として、沖縄に次いで人気の北海道。とにかく広大で、札幌・函館・富良野・釧路・知床・稚内など異なる魅力を持つ観光地がたくさん!

一度の旅行では味わい尽くせない魅力を持ち、何度も足を運びたくなります。最近では特に漫画「ゴールデンカムイ」のロケ地として、聖地巡礼を楽しみたいというファンも大勢いらっしゃいますね。

今回ご紹介するのは、シングルサポート株式会社が提案する北海道5泊6日ハネムーンモデルプラン。北海道3大夜景スポットのすべてを堪能します。

日数の増減や、ホテルはここがいいなども可能です。お気軽にご相談くださいね。

小樽・札幌・函館5泊6日ハネムーン

1日目午前
12時50分
各地空港→新千歳空港
フリータイム
午後
15時00分
小樽方面へ移動(JR)
ホテルチェックイン
2日目11時00分
チェックアウト
札幌方面へ移動(JR+地下鉄)
14時40分
15時00分
札幌市内→定山渓温泉(無料送迎バス)
ホテルチェックイン
夕食
3日目11時00分
チェックアウト
フリータイム
午後
15時00分
定山渓温泉→札幌駅
ホテルチェックイン
4日目8時00分
 ~
18時30分
札幌発日帰りバスツアー 旭山動物園+青い池+美瑛町
5日目9時00分頃

11時00分
チェックアウト
新千歳空港へ移動(JR)
新千歳空港→函館空港
11時55分
15時00分
フリータイム
ホテルチェックイン
6日目
11時00分

18時00分頃
朝市
チェックアウト
フリータイム
函館空港へ移動(バス)
夕方函館空港→各地空港到着・終了

小樽のみどころは?

小樽運河
小樽運河(画像提供:公益社団法人 北海道観光機構)

新千歳空港から車で1時間ほどの距離にある、小樽市。北海道開拓の玄関口として発展してきた名残を色濃く残す「小樽運河」や、にしん漁で栄えた頃に建てられた「にしん御殿」など繁栄の歴史を感じる街並みがあちらこちらに見られます。

オルゴールやガラス工芸も盛んで、「小樽オルゴール堂本館」や「北一硝子三号館」は、お土産を買ったりガラス製のランプの幻想的な雰囲気を楽しめるカフェとして人気のスポット。「天狗山」は、北海道三大夜景スポットの一つに数えられています。

ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで一つ星を獲得している「天狗山」

天狗山からの夜景

北海道3大夜景スポットの一つ「天狗山」の山頂までは、30人乗りのロープウェイで片道4分ほど。標高532.4mの山頂からは小樽の街並みだけでなく、小樽港や石狩湾まで見渡すことができます。

夜はもちろん、昼間の景色も爽快。山頂にある「小樽で一番空に近いカフェ TENGUU CAFE&SHOP」では、パスタやピザ、アイスやアルコール類もいただけます。

5月中旬~10月中旬の18時以降は、小樽の街を空から360度見渡す約5分間の熱気球体験もできますよ。

小樽観光の中心「堺町通り商店街」

境町通り商店街
画像提供:公益社団法人 北海道観光機構

小樽運河の南端にかかる「浅草橋」から5分ほど歩いたところにある「堺町通り商店街」。レトロな街並みが約1kmに渡って続き、寿司店やうに専門店、和菓子屋、雑貨屋、土産物屋などが軒を連ねています。

「小樽オルゴール堂」や「北一硝子三号館」「小樽洋菓子舗ルタオ本店」などが店舗を構えているのも、この商店街。食べ歩きもショッピングも歴史的な風情も楽しめる、小樽観光の中心とも言える通りです。

〈風鈴まつり〉や和傘のアンブレラスカイ、ハロウィンや雪景色のライトアップなど、季節ごとに趣向を凝らしたおもてなしも魅力的。とんぼ玉づくりの体験なども楽しめますよ。

小樽グルメといえばルタオとお寿司!

寿司の街・小樽
画像提供:公益社団法人 北海道観光機構

小樽といえば、市内に100店舗以上の寿司店が存在する〈寿司の街〉としても有名です。人気のお店は観光客ですぐにいっぱいになってしまうので、事前に予約しておいた方が安心です。

雪に包まれたようなチーズケーキ〈ドゥーブルフロマージュ〉で一躍有名になった「小樽洋菓子舗ルタオ本店」は、1998年に小樽で開業しました。ルタオ本店の2階はカフェになっていて、作り立ての〈ドゥーブルフロマージュ〉や店舗限定のスイーツをいただくことができます。

ホテルソニア小樽

小樽運河
小樽運河

小樽で宿泊するのは、「ホテルソニア小樽」。小樽運河沿いに建ち、「北一硝子三号館」や「小樽オルゴール堂本館」も徒歩圏内。

英国製のアンティーク家具を配置するなどクラシカルな雰囲気で、小樽運河を見おろすゲストルームからの夜景は、絵画のような美しさです。

定山渓温泉のみどころは?

定山渓温泉
画像提供:一般社団法人 定山渓観光協会

札幌市の南部に広がる「支笏洞爺国立公園」。公園内には有珠山や羊蹄山など活火山も多く、定山渓・薄別・豊平峡・八剣山・小金湯と5つの温泉地があります。

北海道を代表する温泉地として有名な「定山渓温泉」の歴史は古く、開湯したのは1866年のこと。四季折々の自然の美しさには目を見張りますし、〈河童伝説〉が残るミステリアスな一面もあります。

カヌーやラフティング、果物狩り、乗馬、森を渡り歩くアスレチックなどアクティビティも豊富ですし、車で1時間ほど走れば「支笏湖」や「洞爺湖」へも行くことができます。「支笏洞爺国立公園」をじっくり堪能したいカップルは、滞在日数を延ばすのもおすすめですよ。

夜の温泉街が非日常空間に「JOZANKEI NATURE LUMINARIE」

JOZANKEI NATURE LUMINARIE
画像提供:一般社団法人 定山渓観光協会

毎年6月~10月にかけて、定山渓温泉の宿泊者限定で開催されるイベント〈JOZANKEI NATURE LUMINARIE〉。イルミネーションやプロジェクションマッピングで彩られた温泉街の自然散策路を歩きながら、幻想的な世界観を楽しめる没入型体験イベントです。

河童伝説の残る二見エリアに2024年12月にオープンした「二見の足湯」もルミナリエの会場に加わり、さらにパワーアップ!プロデュースは、全国各地でイベントを手掛けるクリエイティブ集団「NAKED」です。

〈JOZANKEI NATURE LUMINARIE〉ストーリー
夜になると二見公園では、賑やかなカッパのお祭りが開催されている。
来場者に驚き、森や川へと隠れてしまったカッパたち。
お祭りの喧騒を抜けると静寂に包まれた神秘的でちょっと不思議な幻想世界が広がる国立公園。
大自然の中で遊ぶ見えないカッパたちと共に光が宿った景色をお楽しみください。

定山渓観光協会公式サイトより

澄んだブルーの輝き「支笏湖」

支笏湖
画像提供:公益社団法人 北海道観光機構

「支笏湖」はおよそ4万年前、支笏火山が噴火してできたカルデラに水が溜まってできた湖です。透明度が高く美しい湖として知られ、その澄んだ水色は「支笏湖ブルー」と呼ばれています。

周囲約40km、最大深度約360m、平均水深約265mと国内で2番目に深い湖でもあり、日本最北の不凍湖です。水中観光船、カヌー、アイスウォークやシュノーケリングなど支笏湖の美しさを体感できるアクティビティも人気です。

大地の雄大さを肌で感じる「洞爺湖」

洞爺湖
画像提供:公益社団法人 北海道観光機構

「洞爺湖」も、およそ11万年前の火山噴火によって生まれたカルデラ湖です。洞爺湖有珠山ジオパークとして『日本ジオパーク』『世界ジオパーク』に登録され、『日本百景』などにも選定されています。

カヌーやホーストレッキング、ガラス細工などのアクティビティが楽しめるほか、湖の中央にある「中島」に遊覧船で渡ることもできます。「中島」は噴火によってできた溶岩ドームで、島内にはハイキングコースが整備されていたり、売店や洞爺湖森林博物館もあります。

毎年4月下旬~10月末頃にかけて毎日開催される「洞爺湖ロングラン花火大会」では湖面にも花火が映り、美しく洞爺湖を彩ります。

モダンで大人な雰囲気のお宿「定山渓第一寶亭留 翠山亭」

定山渓温泉
定山渓温泉

株式会社第一寶亭留が1957年に開業した「定山渓第一寶亭留 翠山亭(旧 定山渓第一ホテル)」。寶亭留=ほてると読み、〈お客様の心に寶(たから)が留(とど)まる亭(やかた)〉という意味が込められています。

モダンであたたかな印象のインテリアで統一され、落ち着いた空間設計。小学生以上専用のお宿というのもうなづけます。

全ての客室に、展望風呂や檜風呂などプライベート温泉がついています。

株式会社第一寶亭留は定山渓温泉街の一角に、宿泊施設や飲食店が並ぶ「山ノ風マチ」というエリアも手掛けています。心地よい風が通り抜ける場所「山ノ風マチ」にもぜひ足を運んでみて下さい。

札幌発日帰りバスツアー 旭山動物園+白金 青い池+美瑛町

夏の「白金 青い池」
夏の「白金 青い池」(画像提供:公益社団法人 北海道観光機構)

ハネムーン3日目・4日目は札幌都心部へと戻り、JR札幌駅から徒歩5分の「JRイン札幌」を拠点に道北エリアへの日帰りバスツアーを堪能します。

「旭山動物園」「白金 青い池」「美瑛町」を巡りますよ。

動物たちの生き生きとした姿が見られる「旭山動物園」

旭山動物園

動物それぞれの生態に合わせた環境で展示をする〈行動生態展示〉。日本においてその先駆けとなったのが「旭山動物園」です。

床から天井へと垂直にのびる〈マリンウェイ〉の中を泳ぐアザラシや、ペンギンが泳ぐ姿を間近で観察できる水中トンネル、ホッキョクグマのダイナミックなダイブなど、見どころ満載です。

旭山動物園の風物詩、ペンギンのお散歩は冬限定。また、毎年お盆前後と真冬の数日間限定で、開園時間を夜まで延長する〈特別開園〉もありますよ。

息をのむ美しさの「白金 青い池」

冬の「白金 青い池」
湖面が凍結する前の「白金 青い池」(画像提供:公益社団法人 北海道観光機構)

美瑛町を流れる美瑛川沿いにある「白金 青い池」。美しいターコイズブルーの湖面と、水没した枯れ木が何とも幻想的な風景を作り出しています。

水の色がターコイズブルーに見えるのは、水にアルミニウム、硫黄、石灰などの成分を含んでいるからなのだそう。

ターコイズブルーが一番美しく輝くのは夏。春は緑がかった青色に、秋はコバルトブルー×紅葉の赤が芸術的で、冬に湖面が凍結すると一面真っ白な銀世界へと、季節ごとに異なる美しさを堪能できます。

美しい丘陵地帯が広がる「美瑛町」

四季彩の丘
四季彩の丘(画像提供:公益社団法人 北海道観光機構)

「白金 青い池」がある美瑛町は、広大な丘陵地帯です。「丘のまち びえい」とも呼ばれる特徴的な地形は、美瑛町の南東にそびえる十勝岳が約200万年前に大噴火した際の堆積物が、浸食されて形成されたものです。

三角屋根が連なる駅前通りの景観も特徴的。日産スカイラインのTVCMに登場した〈ケンとメリー〉にちなんだ「ケンとメリーの木」や、パッチワーク作品のような景色が広がる「四季彩の丘」も人気のスポットです。

日本新三大夜景にも認定されたことがある「藻岩山」からの夜景

藻岩山からの夜景

札幌に滞在している間にぜひ訪れたいのが、夜景で有名な「藻岩山」です。標高531mの藻岩山山頂からは、札幌の市街地を一望できます。

かつてアイヌの人たちは、藻岩山を「インカルシペ(いつもそこに上がって見張りをするところ)」と呼んでいたのだそう。

また、藻岩原始林は国の天然記念物に指定されていて、5つの登山コースがあります。運が良ければ、キタキツネに遭遇することもありますよ。

函館の見どころは?

上空から見た函館市街
手前に見える星型が「五稜郭」、奥に見えるのが「函館山」(画像提供:公益社団法人 北海道観光機構)

函館といえば、「函館山」から見る夜景を思い浮かべる人が多いでしょうか。夜景以外にも、お猿さんたちの入浴姿が可愛らしい「函館市熱帯植物園」、星の形の城郭「五稜郭」など有名な観光スポットがたくさんあります。

JR函館駅から徒歩1分の「ラ・ジェント・ステイ函館駅前」に宿泊します。

100万ドルの夜景「函館山」

函館山からの夜景
画像提供:公益社団法人 北海道観光機構

ミシュランガイドで星3つを獲得した絶景スポット「函館山」。標高334mの山頂に設けられた展望台からは、函館市街を一望できます。

山麓から125人乗りのロープウェイに乗って、3分ほどで山頂に到着します。3階建ての展望台には、夜景を眺めながら食事ができるレストランや、函館山限定品などを取り扱うショップも入っています。

ロープウェイだけでなく、山麓から山頂まで1時間ほどで登ることができるハイキングコースもありますよ。

イカの釣り堀も楽しめる!「函館朝市」

「函館朝市」名物の活イカの釣り堀
「函館朝市」名物の活イカの釣り堀

第二次世界大戦後、農業生産者が駅前で農産物を販売したのがルーツとなっている「函館朝市」。現在では1万坪もの規模を誇る、道内随一の市場として連日にぎわっています。

地元産の海産物・農産物や、それらをいただける飲食店など約250店舗が軒を連ねています。朝5時に開場するので、朝食に新鮮なお寿司や海鮮丼をいただくことも可能です。

ハネムーン最終日、最後の贅沢三昧を堪能しましょう!自分で釣ったイカをその場でいただくことができる「活イカの釣り堀」にもぜひ挑戦してみて下さいね。

冬の夜のイルミネーションもロマンチック「八幡坂」と「金森赤レンガ倉庫」

八幡坂
八幡坂

丘の上からまっすぐに海へとのびる風景が印象的な「八幡坂」。坂の下に真っ青な海と青函連絡船記念館「摩周丸」を臨む人気のビュースポットで、冬の夜にはイルミネーションが点灯し、函館山と並ぶくらい人気の夜景スポットでもあります。

冬限定の景色

函館港の一角に建つ「金森赤レンガ倉庫」は、八幡坂から徒歩10分。1909年に港の営業倉庫として建てられ、1988年に複合施設へと姿を変えました。

金森赤レンガ倉庫
金森赤レンガ倉庫(画像提供:公益社団法人 北海道観光機構)

現在は、ファッションや雑貨、飲食店など約50の店舗が7棟に分かれて営業しています。冬には、イルミネーションイベント「はこだてクリスマスファンタジー」も開催されます。

食べたいものがありすぎる!北海道のご当地グルメ

海鮮丼
画像提供:公益社団法人 北海道観光機構

北海道は、美味しいものの宝庫!海の幸も山の幸も豊富ですし、人気のスイーツもたくさんありますよね。

ウニを食べたいなら4月~8月が旬。牡蠣なら10月~3月、イクラは9月~11月、毛ガニやタラバガニは一年を通して水揚げされます。

ほかにも、ラーメンやジンギスカン、スープカレーも定番ご当地グルメ。食後にパフェを食べて一日を締めくくる〈シメパフェ〉文化が札幌を中心に発信されているので、甘い物好きさんはぜひ便乗して食べ歩きを楽しんじゃいましょう!

北海道3大夜景を堪能する小樽・札幌・函館5泊6日ハネムーン

北海道上空

北海道3大夜景を堪能する5泊6日ハネムーンモデルプランは、いかがでしたでしょうか。北海道には、富良野や知床、釧路など人気観光地がまだまだたくさんあります。

オーダーメイドハネムーンなら、日数の増減をはじめ、道東や道北エリアへ足を延ばすことも可能です。気兼ねなくご相談くださいね。

【今回の小樽・札幌・函館5泊6日ハネムーン、ココがオシポイント】

●北海道3大夜景を堪能できる
●お寿司の街・小樽ではぜひ本場のお寿司を召し上がれ
●「旭山動物園」「白金 青い池」にも足を延ばせる
●北海道の雄大な自然の力を感じられる「支笏湖」と「洞爺湖」
●道内随一の市場「函館朝市」も楽しめる

■取材協力

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