
新婚旅行の行き先に迷っていませんか?
「ハネムーンS」では、新婚旅行へどこに行きたいか、何をしたいか、どんな過ごし方をしたいかなどを独自にリサーチ。2024年1月~12月までの1年間で、どんなハネムーンを希望しているかをランキング形式でご紹介します。
これを見れば2025年の人気の行き先や注目スポットなど、ハネムーンのイマがまるわかり!?これから新婚旅行に行こうと思っているカップルの皆様、要checkです!!
【2024年】は海外ハネムーンが6割以上に回復

海外新婚旅行を希望するカップル、2021年は約4.6%→2022年は約23%、2023年は46%、2024年には63%まで復活。2018年の海外新婚旅行希望は約80%に少しずつ近づきつつあります。
最も人気なのがヨーロッパ方面で2か国語以上周遊(イタリア、フランス、スペインなど)、2番目にハワイ、3位がモルディブとなっています。
【2024年】国内ハネムーンは沖縄本島希望を抜いて北海道が1位に

以前から国内新婚旅行は「沖縄本島」人気がダントツでしたが、なんと2024年は北海道が約5割弱に。石垣島・宮古島を含めて、かろうじて沖縄が1位となっています。
北海道は「星野リゾートトマム」や函館にある豪華な朝食バイキングで有名になった「ラビスタ函館ベイ」に泊りたいと具体的な宿指定も多かったのが印象的。富良野や美瑛、小樽などスタンダードな観光地も人気でした。

今回は北海道・沖縄が人気を2分する結果になりましたが、沖縄以外の離島(奄美大島、与論島、屋久島、壱岐など)にもハネムーンにぴったりな“おこもり宿”が続々!こちらもぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
【2025年】新婚旅行で人気の行き先おすすめポイントは?
1位 沖縄(石垣島・宮古島など離島を含む) 52.5%

- 「沖縄本島以外にも離島めぐり(西表島、小浜島、波照間島、与那国島など)がしたい」
- 「きれいな海でフォトウェディング希望」
- 「星のややハレクラニ、シラギなどハイクラスの宿に泊まりたい」
- 「青の洞窟などきれいな海を満喫」
- 「宮古島や石垣島でのんびり過ごしたい」
- 「免許がないのでバスやゆいレールでまわれるところ中心に」
2位 北海道 47.5%

- 「旭山動物園や美瑛、小樽にも行きたい」
- 「星野リゾートトマムに宿泊希望」
- 「利尻島や知床など自然が美しいところ」
- 「美しい自然の中でフォトウエディング希望」
- 「函館の夜景を楽しみたい」
- 「さっぽろ雪まつりや流氷ウォークなどのアクティビティ希望」
- 「周遊券を使って電車・バスでいろいろ巡りたい」
- 「釧路や摩周湖、網走監獄に行ってみたい」
国内ハネムーンの予算はどのぐらい?

行き先や滞在日数によりますが、国内新婚旅行全体の予算は10万円台が最も多く、続いて20万円台。約8割の方が10~20万円で考えていることがわかります。
10万円未満は3%しかいないので、比較的予算をしっかり確保して新婚旅行らしい滞在を楽しみたいという傾向がみられました。
国内ハネムーンの滞在日数は何日ぐらい?
国内全体の平均的な希望日数は以下の通りです。

最も多いのは4日~5日程度。続いて多いのが6~7日間と離島への周遊や北海道内を周遊など、長めの旅行日数を希望するカップルが増えています。
せっかくのハネムーン、やっぱり海外に行きたい!
やっぱり一生に一度の新婚旅行。どうしても海外に行きたいという方が増え、2024年はコロナ前の数字に近づいています。
海外ハネムーンの予算

海外への新婚旅行、予算は40~50万円台が多いようです。ある程度しっかり予算を取って、夢を叶えるプランをと思っているカップルが多い様子。
ヨーロッパ2か国以上周遊を希望されている方は60~70万円台ぐらいをみているようです。
海外ハネムーンの滞在日数

海外新婚旅行で最も多いのがヨーロッパ周遊。この場合、やはり8日間以上は欲しいものです。
単独の国を指名している方は1位がイタリア、2位がフランス、3位がハワイ、4位がモルディブ、5位がスペインの順。特にモルディブは直行便がないので、経由地でのトランジットや周遊を考えるとこちらもやはり8日間以上は欲しいところです。
ハワイなら6日間~7日間が平均的な滞在日数。また、5日間以下の方は比較的日本から近い、プーケットやインドネシアなど、アジアのビーチリゾートなどを考えているようです。
ヨーロッパの国もしくは2か国以上周遊希望 18.1%
ヨーロッパを希望している方は全体の約58.8%。そのうち2か国以上周遊を希望しているカップルは約30.7%でした。
ヨーロッパで行きたい国No.1はイタリア。次いでフランス、スペイン、北欧、イギリスとなっています。
- 「フィンランドでサウナ、ノルウェーでフィヨルド観光など」
- 「スペインのガウディ建築、日程が合えばサッカー観戦」
- 「バルセロナでサグラダ・ファミリアを見学してマドリードでサッカー観戦」
- 「ベネチア、ローマ、ミラノ、アマルフィ、ナポリなどを周遊」
- 「ギリシャでサントリーニ島へバカンスに。トルコのイスタンブールにも行きたい」
- 「地中海クルーズ希望」
ハワイ 8.4%
ハワイはビーチリゾートの王道。大勢のハネムーナーが訪れています。
アメリカ国内同様、現在円安と物価高の影響を受けており、渡航&滞在費用が高騰しています。十分な予算を考えておくことが大切です。
特に、ハレクラニやディズニーのリゾートホテル滞在、フォトウェディング希望の場合はご注意ください。
- 「ハレクラニなど高級ホテルに泊まりたい」
- 「1泊はディズニーのホテルに泊まりたい」
- 「きれいなビーチでフォトウェディング希望」
- 「天国の海ツアーなど、ハネムーンらしい体験」
- 「オーシャンビューの部屋がいい」
- 「ジェラシックパークのロケ地に行きたい」
- 「サンセットディナークルーズ」
モルディブ(ビーチリゾート) 約7.1%
モルディブはいくつもの島で構成されており、1島1リゾートの滞在となります。物価は以前から高め。
1人当たり60~70万は最低でも用意しておきましょう。直行便はないので最低でも6日間以上、できれば7日間以上が目安です。
- 「水上コテージに泊まりたい」
- 「ハネムーンフォト希望」
- 「オールインクルーシブで」
- 「シンガポールやスリランカ、ドバイとの周遊希望」
メキシコ 約4.6%
メキシコは世界屈指のリゾート、カンクンがあり、古代マヤ遺跡など、観光スポットとしても魅力的です。
アメリカで乗り継ぎがあるのでついでにロサンゼルスやラスベガスなどとの周遊を楽しみたいという要望が多かったです。
- 「ホテルはオールインクルーシブ希望」
- 「ピンクラグーンやチチェンイッァ遺跡、グランセノーテ、トゥルム遺跡に行きたい」
- 「メキシコとアメリカ周遊、ドジャースの試合観戦もしたい」
- 「ダイビングやシュノーケリングなどマリンスポーツ希望」
- 「モルディブとカンクン、両方で迷っています」
この他、彼の行きたいエジプトと、私が行きたいヨーロッパでの周遊を考えている。タンザニアでサファリやリゾート滞在。モロッコ優先でチュニジアやスペインを周りたいなど、オリジナルプランならではのリクエストが多数。 ぜひ、旅行会社に相談して魅力的なプランを考えてもらいましょう。
その他ハネムーンいろいろランキング!
新婚旅行プランで最も重視していることは?

旅行計画を立てるうえで、一番重視することを以下の中から選択(複数回答あり)してもらいました。
旅先でしたいこと、予算、ホテル、日程、方面、ベストシーズン、現地ガイド
第1希望から第3希望までを集計すると「予算」を最も重視。その上で「旅先でしたいこと」「ホテル」へのこだわりを重視しているのがハネムーンらしいところ。
第1希望のみをチェックすると「旅先でしたいこと」を最も重視していました。また、「ホテルは少し高くてもいい部屋にしたい」と答えた人は全体の7割強に上りました。
ハネムーン、どんな風に過ごしたい?

旅行先でしたいことを、以下の中から選択してもらいました(複数回答可)。
2人でのんびり、グルメ、ビーチ、大自然、買い物、世界遺産、スパ・エステ、都会、その他
結果はともかく「おいしいものを食べて、2人でのんびり過ごすこと」。
その上で都会を離れて自然豊かなところ、ビーチでまったりしたいというところでしょうか。
【2025年】編集部が勝手に予測「今年イチオシのハネムーン行き先」
2025年に編集部がおすすめしたい新婚旅行の行き先をダイジェストにご紹介。海外は物価高やウクライナ情勢の影響を受けにくい場所、国内は新しいリゾートホテルがオープンした話題の場所をお伝えしていきます。
2023年にリニューアルしたばかり!与論島「プリシアリゾートヨロン」
2021年頃から大規模改修に入っていた「プリシアリゾートヨロン」ですが、ついに2023年に完了し、リニューアルオープンしました。
エーゲ海を思わせるような白とブルーで統一されたリゾートは、与論島の西端にある兼母海岸(=サンセットビーチ)に面し、空港から車で約5分というアクセスの良さ。サンゴが隆起した島である与論島は、真っ白な砂浜と透明度の高い海で、まるで海外にいるかのうような極上の風景が広がっています。
条件がそろった時にしか姿を現さない「百合ヶ浜」は地球の楽園。鹿児島と沖縄県の間にあるため、両方の文化が混ざり合う独特の雰囲気も魅力の一つとなっています。
沖縄でシティリゾート派のカップルにおすすめしたい「ホテル コレクティブ」

沖縄にはいきたいけど、ビーチはほどほどに楽しみたい。できれば観光や夜遊びなどをメインに・・・というカップルにおススメなのが那覇・国際通りのど真ん中に位置する「ホテル コレクティブ」。2020年1月にオープンしたラグジュアリーなホテルで、もちろん那覇空港からも車で約15分とアクセスも抜群です。
ホテルにはチャペルも併設。屋外プールやサウナなども完備され、館内には洗練されたアート作品などもたくさん飾られており、大人カップルにはぴったりです。
この他、2025年7月にオープンする「ジャングリア沖縄」を存分に楽しみたいカップルにはオフィシャルホテルがおススメ。「カヌチャリゾート」や「オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ」「オリオンホテル モトブ リゾート&スパ」「ハイアットリージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」など、要チェックですね。
物価高騰中の中、比較的リーズナブルに行けそうなハネムーン先は?
円安と物価高のダブルパンチで、海外旅行の費用が高くなっている今日この頃。できるだけ費用を抑えて旅行できそうな行き先をチェックしてみました。
オーストラリアドルは比較的安定、円安でも行きやすい渡航先

米ドルに比べ、オーストラリアドルは1オーストラリアドル=88.27円(2023年3月現在)から、97.50円(2024年2月現在)とやや値上がりしたものの、2024年4月には90.84円と比較的落ち着いています。
ビーチリゾートでまったりしたい派も、観光やアクティビティを楽しみたい派も両方満足させることができる行き先ですので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
羽田からシドニー、メルボルン、ブリスベン、ケアンズへ直行便が飛んでいます。成田空港からはメルボルン、パース、ゴールドコース、ケアンズ。
日本から最も近いケアンズまで約7.5時間でハワイとほぼ同じぐらいです。オーストラリアのいいところは、日本との時差が1~2時間なので、到着してすぐに行動でき、体への負担が少ないのが魅力ですね。
ヨーロッパのユーロと円の関係は、若干円安で推移
2020年のコロナショックやウクライナ進行で一時的にユーロ安に陥った時期がありましたが、円安の影響で長期的にみれば上昇傾向にあります。2023年は1ユーロ144円台をウロウロでしたが、2025年4月現在は163.69円といったところ。
フランスやイタリアなどの王道の行き先は今までと変わらないか、若干割高な行き先となっています。
しかし、比較的物価の安い国もあるので、そちらを狙うというのもありですね。例えば、ルーマニア、、ポーランド、ブルガリア、セルビア、ハンガリー、地中海に浮かぶマルタ島、北マケドニアなど。

2か国以上周遊で、王道のフランス・イタリアとともに、ちょっとお得な国を選択してみてはいかがでしょうか。
また、地中海クルーズのように、すべてオールインクルーシブな旅なら、荷物を持ち歩くことなく気軽により多くの国々や島々を周遊可能。ギリシャなど地中海に面した国に行きたいなら、おススメですよ!
日本より物価の安いアジアのビーチを狙う!
世界中から人気の高いビーチリゾートは物価は高めですが、日本に比べればまだまだお得という行き先があります。
例えば、ベトナムは直行便で約6時間程度。現地での食事や交通費は比較的リーズナブルなので、滞在費を抑えることができます。

ダナンやホイアン、ニャチャン、ランコーなどさまざまなビーチリゾートがあるので、ぜひ検討してみましょう。
治安が良く滞在費が抑えられるマレーシア、フィリピン、少し高くなりますがプーケット島・バリ島もおすすめ。ハワイに行く予算でちょっとラグジュアリーに過ごせたら嬉しいですね。