ヴェネツィア

長いお休みを取りやすいハネムーンこそヨーロッパへ。今回は人気のイタリア、魅力的な3都市をじっくり周遊するプランを旅行会社スカイクルートラベルに提案してもらいました。

水の都・ヴェネツィア、花の都・フィレンツェ、永遠の都・ローマ。そしてローマには今注目を集めているヴァチカン市国もあります。

2025年はカトリック教会にとって特別な「聖年(ジュビレオ)」の年。25年に一度しか開かれない「聖なる扉」が開かれる年です。

奇しくも映画「教皇選挙」が封切られ、5月に新ローマ法王・レオ14世(初めてのアメリカ出身のロバート・フランシス・プレボストが選出)が誕生したばかり。これはもう行くっきゃないですね。

もちろんプランは参考コースですので、お2人の要望を伺いつつ、ベストなプランに仕上げてくれますよ。

ヴェネツィア・フィレンツェ・ローマ周遊9日間旅行プラン(モデルコース)

1日目希望空港出発、乗り継ぎでヴェネツィアへ
2日目ヴェネツィア泊ゴンドラ乗船のオプショナルツアー手配可能
3日目ヴェネツィア泊市内観光+プラーノ島観光へ
4日目フィレンツェ泊列車でフィレンツェへ移動
5日目フィレンツェ泊フリー(個人でも行けるピサの斜塔日帰り観光がおススメ)
6日目ローマ泊列車でローマへ移動
7日目ローマ泊フリー
8日目ローマ発・乗り継ぎで日本へ
9日目日本着・終了

水の都・ヴェネツィアの楽しみ方

アドリア海の干潟に生まれた水都・ヴェネツィア

ヴェネツィアの魅力は何といっても歴史ある街並みと、張り巡らされた運河にあります。古代末期から中期初期にかけ、西ローマ帝国崩壊後に起こった侵略や戦乱から逃れるため、アドリア海に面した干潟の島々へ北イタリアの人々が移り住んだことで誕生した都市。

湿地に杭を打ち込み、建物を建設。ヴェネツィア共和国が697年頃に樹立し、商業都市として発展していきました。

イタリア王国に併合されたのは19世紀以降。現在は観光都市として世界中からたくさんの旅行者が訪れる場所になっています。

ハネムーンで訪れたならロマンチックなゴンドラクルーズはマスト

ロマンティックなヴェネツィアの旅

ヴェネツィアの象徴とも言えるゴンドラは、ハネムーンには欠かせない体験です。ゆったりと運河を進むゴンドラに乗って、美しい街並みを水上から眺める時間は、まさにロマンチックの一言。

夕暮れ時に乗船すると、より幻想的な雰囲気を味わえます。16世紀にドゥカーレ宮殿(ヴェネツィア共和国総督の邸宅であり政庁)から運河で隔たれた対岸を結ぶ橋「ため息橋」は、カップルに大人気のスポット。

日没に合わせてゴンドラに乗ったカップルがこの橋の下でキスをすると、2人には永遠の愛が約束されるという言い伝えがあります。事前予約がおすすめです。

サン・マルコ広場やサン・マルコ寺院は鉄板

サン・マルコ広場
サン・マルコ広場

サン・マルコ広場はナポレオンが「世界一美しい広場」と称えた場所。サン・マルコ寺院やドゥカーレ宮殿など、歴史的な建造物が立ち並び、広場沿いには老舗カフェも。

ヴェネツィア共和国時代の歴史や公式行事がここで行われ、現在も海からの玄関口として多くの観光客が訪れています。

サン・マルコ寺院
サン・マルコ寺院

サン・マルコ寺院はヴェネツィアの守護聖人である新約聖書の「マルコによる福音書」の著者、聖マルコの聖遺物が祀られている大聖堂。東ローマ帝国、ゴシック、ルネサンス、ロマネスク様式が融合した美しい建築がみどころの1つです。

金色のモザイクタイルと大理石の石貼りで装飾された内部は必見。寺院内部は撮影禁止で、服装規定もあるのでご注意を。

カラフルな家々が並ぶかわいらしいブラーノ島へ

ブラーノ島
ブラーノ島

ヴェネツィア本島から船で約40分ほどの場所にあるのがブラーノ島。色とりどりのペンキで塗られたカラフルな街並み、伝統工芸品であるヴェネツィアンレースの産地としても有名です。

ヴェネツィアングラスで有名なムラーノ島
ムラーノ島

ガラス細工で有名なムラーノ島とともに世界文化遺産に登録されています。それぞれの島を半日ずつ散策するのもおススメです。

お2人におススメのヴェネツィアでのホテルは「ホテル・ダニエリ」です。

スカイクルートラベルからのメッセージ

●ヴェネツィアではゴンドラ乗船!運河沿いの景色と音楽を楽しみながら映画のワンシーンのような時間を過ごしてください
●ブラーノ島のカラフルな街並みでフォトタイム!お二人の写真をたくさん残してください
●ヴェネツィア サンマルコ広場にある鐘楼から見るヴェネツィア市内は感動的

ヴェネツィアの定番観光情報はこちら≫

花の都・フィレンツェの楽しみ方

花の都・フィレンツェの魅力

トスカーナ州にあり、ルネサンス文化が息づくフィレンツェ。街の名前はイタリア語で「花」を意味する「Flora」に由来しています(英語の呼び名はフローレンス)。

シンボルマークが白地に赤のアイリスで、春の到来を祝う花の女神フローラに由来するそうで、花と結びつくイメージから「花の都」と呼ばれるようになったという説も。

ローマの植民都市として発展し、13~16世紀にはメディチ家の支配の下、イタリア・ルネサンスの中心地として栄えました。「フィレンツェ歴史地区」として世界文化遺産に指定された旧市街には、「花の聖母堂(ドゥオーモ)」と呼ばれるサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、ミケランジェロやガリレオの墓標があるサンタ・クローチェ教会、サン・マルコ修道院、ウフィツィ美術館、ベッキオ宮などがあります。

街全体が「屋根のない美術館」と呼ばれるのも納得。ぜひ、お2人でゆったりと散策してみましょう。

お2人におススメのフィレンツェでの宿泊は「ホテル・ルンガルノ」です。

スカイクルートラベルからのメッセージ

●フィレンツェ大聖堂横にある鐘楼から見るフィレンツェ市内の素晴らしさをぜひ!
●時間があればぜひピサの斜塔へも(登るとわかります!やはり傾いている)

フィレンツェの定番観光情報はこちら≫

永遠の都・ローマの楽しみ方

トレヴィの泉
トレヴィの泉

「永遠の都」と称されるローマ。古代ローマ帝国の首都であり、キリスト教の中心地であり、ルネサンスやバロックなど様々な文化・芸術の発信地として人々を魅了してきた場所でもあります。

町のそこかしこには古代ローマ時代の遺跡が残され、膨大な芸術品・建築物などがあるため、いくら時間があっても足りないほどです。ハネムーンで訪れるなら、ポイントを絞って訪れるのが良いでしょう。

トレビの泉は、バロック様式の大きな噴水で、泉に背を向けてコインを投げ入れると願いが叶うと言われています。コイン1枚は再びローマに帰って来れる、2枚は大切な人と一緒にいられると言われているのでぜひ。

映画「ローマの休日」気分を楽しむなら真実の口やスペイン広場・スペイン階段へ。ヴェスパに乗って周遊するツアーもありますよ。

古代ローマ遺跡ならコロッセオ、フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘など。ヴァチカン市国を訪れるならサン・ピエトロ大聖堂、ヴァチカン美術館、システィーナ礼拝堂でしょうか。

お2人におススメのホテルは「ホテル・エデン」となっています。

スカイクルートラベルからのメッセージ

●サンピエトロ寺院またはヴィットリオエマヌエレⅡ世記念堂から見たローマ市内に注目
●ローマ発祥のグルメ(カルボナーラやサルティンボッカ、ポルケッタなど)やジェラートもお楽しみに

ローマの定番観光情報はこちら≫
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ヨーロッパで最も人気の高いイタリアをじっくり周遊する新婚旅行へ

イタリアハネムーンをもっと自由に楽しく

イタリアはヨーロッパの中でもロマンティックな気分を存分に味わえると新婚旅行に大人気。のんびり過ごしたいカップルなら、国を1つに絞ってじっくり楽しむのがおススメです。

イタリアならではの景色や体験、ローカルグルメなどなど、ぜひお2人で思うがままに過ごしてください。世界遺産中心に、景色の素晴らしい所をできるだけ回りたい、ワイナリーを訊ねてみたいなど、さまざまなリクエストに応えてくれるので、気軽に相談してみましょう。

【今回のイタリア人気3都市周遊新婚旅行、ココがオシポイント】

●イタリアを代表する3都市をじっくり周遊!
●各都市の鐘楼やから絶景を眺め、ふたりで「イタリアを見渡す」体験を!
●「水の都 ヴェネツィア」ではナポレオンが「世界で最も美しい広場」と絶賛したサンマルコ広場、ブラーノ島(カラフルな家並みが特徴の小さな島)へも足を伸ばして。
●ルネサンス時代の雰囲気を今も残す華やかな街「フィレンツェ」では、サンタマリア・デルフィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)、ジョットの鐘楼 、ミケランジェロ広場から市内を眺める。
●永遠の都、世界遺産の街ローマでは、コロッセオ、トレビの泉、パンテオン、真実の口など見どころがいっぱい!先日新しい法王が誕生した話題のバチカン市国へも
●都市間は列車移動でスムーズ&快適!列車の車窓から眺める風景も、ふたりだけの大切な思い出になります

■取材協力

スカイクルートラベル