Bonjour!

フランスでは11月の記録的に暖かい日が続いています。南西部では27度ですって!!今年はきっとこのまま暖冬・・・かな?

先週に引き続き、今日は美術館をご紹介しましょう。16区の高級住宅地にひっそりとたたずむマルモッタン美術館です。

モネ好きなら外せない!印象派絵画が集まる美術館

マルモッタン美術館の外観

9番線のLa Muette駅を降りてラヌラグ公園へ向かいます。10分ぐらい歩いた公園沿いにこの美術館はあります。今は丁度、スイスのVilla Flora所蔵のコレクションをフランスで初めて公開!というエクスポを開催中です。

アーサー夫妻がコレクションしていた、ボナールやマネ、ゴッホの作品が並んでいます。ゴッホの絵は、当時オークションで買ったんですって!当時はまだ全然有名ではなかったゴッホだから、恐らく今から考えたら破格だったのでしょう。

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このような臨時のエクスポだけでなく、常設の作品を楽しむだけでも訪れる価値のあるマルモッタン美術館。というのは、元貴族の邸宅を使っているので、とても優雅な気分になれるのです。

以前ご紹介した、8区のジャックマール・アンドレ美術館のような感じ。(内部は写真禁止!)

そして地下には、結構な数のモネの作品が。数々の睡蓮の絵の中心にはソファーがあるので、ゆっくりできます。とても静かな・・・贅沢な時間。

印象派好きなハネムーナーの方に、是非足を運んでいただきたい美術館です。


<Information> マルモッタン美術館 Musee Marmottan
http://www.marmottan.com
2 Rue Louis-Boilly 75016 Paris
Tel: 01 44 96 5033
開館時間:10時~18時(木曜は21時まで)、月曜定休
入館料: 11ユーロ、日本語のオーディオガイドあり(3ユーロ)
最寄り駅:メトロ9号線「La Muette」駅下車、もしくは、RER C線「Boulainvilliers」駅下車、徒歩約10分程度

パリ16区は南西部、セーヌ右岸に位置するエリア。治安が良く、パリ屈指の高級住宅街としても知られています。老舗デパート「プランタン・パリ」の他、おしゃれでエレガントなファッションのお店が並びます。

この16区にあるマルモッタン美術館は、モネと最初の妻との間に生まれたミシェル・モネから寄贈されたことから、世界最大級のモネコレクションを所蔵することで知られています。「印象 日の出」はここにあります。

この他にもルノワールやベルトモリゾ、ピサロ、シスレーなどの作品もたくさん展示されているので、印象派が好きな方ならぜひ、足を運んでほしいスポットです。

美術館までのの道のりはブローニュの森まで続いており、ぶらぶらとお散歩するのもおススメ。広大な森の中には競馬場やバガテル公園、テニス大会が開催されるローランギャロスなどがあります。バガテル公園は、もともと王族の狩猟場だったものを公園として整備されたもので、スポーツやピクニックを楽しむパリジャンたちがいっぱい。あわただしい日常を忘れて、まったりしてみては?

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