トイレの看板

日本のトイレは世界一きれいと言われています。

きれいだけでなく数も多いので、駅やコンビニに行けば、たいていの場合使うことができますね。

けれども海外のトイレでは、日本では当たり前のことが当たり前ではなく、びっくりすることが少なくありません。

その国独自のトイレ習慣も存在しています。

海外についてから、トイレの違いにびっくりしないように、世界のトイレ事情を紹介します。

海外旅行経験者の約9割が「トイレで困ったことがある」

トイレ事情

かなり多くの人が、海外のトレイにある程度の衝撃を受けているようです。

総合旅行サイト「エアトリ」が行ったアンケートによると、「海外旅行中にトイレで困ったことは?」という質問に対し、なんと9割近くが「ある」と答えています。

「海外旅行中のトイレ事情」に関するアンケート調査

海外のトイレはとにかく汚い!

それでは一体何にに困ったのでしょうか。

同アンケートで困った理由を具体的に聞いたところ、圧倒的多数が「トイレが汚い」と答えています。

ハネムーンはロマンチックにしたいものですが、トイレだけはちょっと我慢が必要なようです。

 

  1. 1.トイレが汚い…81.1%
  2. 2. トイレットペーパーがない…54.0%
  3. 3.トイレットペーパーが流せない…52.2%
  4. 4.チップを払わなければ入れない…43.4%
  5. 5. 公衆トイレが見つからない…42.5%

知っておきたい!世界のトイレ事情

便器とビデ
便器とビデ

次に海外の公衆トイレ事情を具体的に紹介します。

海外トイレあるあるなネタを集めてみました。

日本人には困ったことばかりですが、「郷に入っては郷に従え」のようです。

その1:トイレットペーパーがない!

日本ではあって当たり前のトイレットペーパーですが、海外では、基本的にありません

トイレットペーパーだけでなく、ハンドソープが補充されていないのも珍しくありません。

その2:便座がない!

ちょっとびっくりな話ですが、スペインやイタリアなどのヨーロッパや、東南アジアには便座のないトイレがあります。「便器のみ」なのです。

このようなトイレでは、以下のような方法で用を済ませているようです。

  • 腰を浮かせて空気椅子状態
  • ウェットシートで便器を拭き、その上にトイレットペーパーを敷いて座る

その3:便器が二つある?

ヨーロッパでは、トイレの横のもう一つ便器のようなものがついています

これは「ビデ」と呼ばれるもので、日本でいう温水洗浄便座のようなもの。

ヨーロッパでは日本ように毎日お風呂に入らないので、ビデでお尻周りをさっと洗ったりするのだとか。

とくにイタリアやフランスに多くみられます。

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その4:チップが必要な有料トイレがある

海外のトイレで、外に管理人(清掃員)が立っていたり、前に発券機のようなものがあったら、それは有料です。

駅などの公共の場にあるトイレでも、有料であることは珍しくありません。

海外で現金で持ち歩くのは危険とされていますが、トイレに備えて小銭は常にを持ち歩きましょう

その5:トイレットペーパーを流せない!

中国、韓国、インドネシア、ベトナムといったアジアのトイレでは、基本的にトイレットペーパーは流しません。

日本のように下水道のシステムが整備がされていないため、トイレットペーパーを流すと詰まってしまいます。

ちょっと不衛生に感じますが、トイレットペーパーは、サニタリーボックスのような箱に捨てるのがルールとなっています。

なおインドネシアなどの東南アジアでは、手桶やハンドシャワーを使っておしりを洗い流すトイレもあります。

その6:温水洗浄便座は貴重な存在

日本では、レストランや家庭で当り前のようについている温水洗浄便座ですが、海外では非常に貴重な存在です。

ハワイのように日本人に人気のエリアでも温水洗浄便座はほとんどなく、あのハレクラニのトイレにもついていないのです。

ハネムーン持っていきたいトイレグッズ

トイレットペーパー

トイレは避けて通れないものなので、少しでも快適に使える便利グッズを紹介します。

ハネムーンではぜひ持参してくださいね。

◆トイレットペーパー

海外ではトイレットペーパーがないことが多いので、ハネムーンの必需品と考えましょう。

芯を予め抜いておくと、携帯に便利です。

手桶などで洗い流すトイレの場合も、トイレットペーパーがあれば安心。

◆除菌シート

少しでも清潔に使うために、除菌シートで便器などをこまめに拭きましょう。

◆ウェットティッシュ

洗面所のないトイレも多い海外のトイレ。

そんな場合は、手を拭くウェットティッシュがあると便利。

◆携帯洗浄器

温水洗浄便座じゃないとダメな場合は、携帯用を持参しましょう。

これなら安心で衛生的ですね。

公衆トイレそのものが危険?

公衆トイレ

場所によっては、公衆トイレそのものが危険で、犯罪に巻き込まれるリスクも少なくありません。

ハワイのような人気の観光地でも、日本人旅行客がトイレで被害を受けたケースが報告されています。

ハネムーン中は、宿泊先でトイレを済ませてから外出、その後カフェやレストラン、美術館や大型ショッピングモールなどで、その都度トイレを使っておくのが安全です。

現地のトイレ事情をチェックしてから出発しよう

ハンドシャワー付きトイレ
ハンドシャワー付きトイレ

国ごとに文化や伝統が違うように、トイレに関してもお国柄があるようです。

ハネムーンの際には、以下のような自分が行く国のトイレ事情を調べておくことをオススメします。

  • 渡航先のトイレの使い方
  • 自分が訪れる観光スポット周辺のトイレ

トイレのことなど、現地に詳しい人ならではが知っているような情報は貴重ですね。

ハネムーンSなら現地の事情に詳しいスタッフもいます。

プランニングだけなく、痒い所に手が届くような情報も集めることができますよ。

≫人気のウユニ塩湖のトイレ事情はこちらを参考に