沖縄で体験ダイビング

9月も後半になりましたが、石垣島の海はまだまだ夏!

10月中旬くらいまでは水着とラッシュガード(水着の上に着用する水陸両用のスポーツウェア)でもシュノーケリングが楽します。ダイビングであればウェットスーツを着るので、11月中旬ぐらいまでは楽勝です。

石垣島の気温と水温は以下の通りです。

  • 9月の気温:27℃~31℃ぐらい/水温:27℃~31℃ぐらい
  • 10月の気温:24℃~29℃ぐらい/水温:26℃ぐらい
  • 11月の気温:22℃~27℃ぐらい/水温:24℃ぐらい

沖縄本土は石垣島よりも少し気温が低くなりますが、だいたい同じぐらいと思っていても大丈夫です。

カクレクマノミ
カクレクマノミ

これから体験ダイビングをしてみたい、またはダイビングのライセンスを取ったのでいざ珊瑚礁やお魚がいっぱいの八重山の海へ遊びに行ってみたいという方向けに、アドバイスしたいと思います。

沖縄・石垣島体験ダイビングでおすすめの「持ち物」

ラッシュガード着用がおすすめ
ラッシュガードとレギンスでマリンスポーツ

ダイビングの際、水着の上から直接ウェットスーツを着てもよいのですが、ラッシュガード、レギンスを着ておくと、スーツの滑りが良く、脱ぎ着しやすいのでおススメです。

ラッシュガードはサーフィンなどのマリンスポーツで着るスイムウェアの一つで、“ラッシュ”はサーフィン用語で“擦り傷”という意味があります。つまり、ラッシュガードは擦り傷ができないように肌をガードするという意味合いでしょうか。

米原のエダ珊瑚に群がるデバスズメダイ
米原のエダ珊瑚に群がるデバスズメダイ

速乾性や伸縮性に優れた素材(ポリウレタンやポリエステル、ナイロンなど)でできており、最近では高いUVカット機能も備わっているものも。マリンスポーツ以外にも活用されていますね。

また、10月も中旬以降になると水温が下がり始めます。そのような状況では厚手の生地や裏起毛のラッシュガードを着用すると防寒対策になります。これらものちほどご紹介しますダイビングショップ「mic21」で販売されています。

沖縄では、ダイビング船でポイントまで行き、船から海へ直接エントリーするボートダイビングが主流。ボートの甲板は滑りやすいので、底が滑りにくいビーチサンダル(通称:ギョサン)を用意しておくとよいです。

滑りにくいビーチサンダル(通称:ギョサン)
滑りにくいビーチサンダル(通称:ギョサン)

1足1,000円~1,500円くらいですし、厚みもあまりなく、荷物にもならないので今後のためにも持っておくと大変便利です。

また、船上にいるときに強い紫外線から身を守るためのサングラス、風に飛ばされないよう紐の付いた帽子(サーフハット)、意外と喉も乾くのでお水のペットボトルを持参して手元に置いておくと、こまめに水分補給ができて船酔い対策にもなります。

酔い止めの薬(アネロンなど)は出航30分前に飲んでおくと安心です。

体験ダイビングで持ち物が濡れないようにしよう

ウォータープルーフバッグ
防水性のあるバッグ

スマホ(携帯電話)や濡らしたくないタオル、衣類などは海用の防水バッグに入れて持ち歩くようにしましょう。

ワークマンなどで手頃なものも売っています。アウトドアや通勤などでも以外に重宝しますよ。

体験ダイビングで使える海グッズの調達場所

石垣島についてから探す場合は、大きいホテルの売店などに立ち寄ると豊富な品揃えで買いそろえやすいです。

遊びプラン満載でそんな時間がとれないという方は、ダイビングショップ「mic21」などであらかじめお買い物しておくことをおすすめします(都内、横浜、船橋、名古屋、大阪に実店舗があり、オンラインショップでも買い物可能)。

なお、石垣島にも「mic21」があります。石垣港離島ターミナルから歩いて5分ほどの市街地にほど近い場所。夜20時まで営業しているので便利ですよ!

石垣島は魅力的なポイントがたくさん!リクエストもできます

真っ青な海中で乱舞するカスミチョウチョウウオの群れ
真っ青な海中で乱舞するカスミチョウチョウウオの群れ

八重山の海には様々な特色をもったポイントがたくさんあります。基本的には八重山の海を知り尽くしたガイドさんがその日の海況と同乗のお客さんのレベル感を見ながら、その日一番最適な場所へ案内してくれますが、なんせポイント数が多いのでガイドさんも意外と悩むことがあるようです。

そんな時、予めリクエストを出しておくと、なるべくリクエスト内容に近いポイントへ優先的に連れて行ってくれることもあるので、やってみる価値ありです。

悠然と泳ぐマンタ
悠然と泳ぐマンタ

石垣島ならではのマンタの他(これはみんながリクエストするかも)、海亀のポイント、お花畑のように広がる珊瑚礁と熱帯魚をみながらまったり楽しめるポイント、トンネルや洞窟をくぐり光のシャワーを堪能する素敵な地形ポイントなどなど。

キンギョハナダイの群れ
キンギョハナダイの群れ

ぜひみておきたいというポイントを伝えてみては?

ただし、その日の海況や風向きによってはあまり選択肢がない日もあったりしますので、最終的には安全第一を考えてくれているガイドさんの判断にゆだねましょう。

「琉球菊花珊瑚」のポイントへ連れて行ってくれるダイビングショップは限られています

琉球菊花珊瑚
「琉球菊花珊瑚」

上の写真は、日本一(もしかしたら世界一とも言われる)の琉球菊花珊瑚(りゅうきゅうきっかさんご)です。これを見ることができるのは、石垣島の北東部から出発できるダイビング船に限ります。

おすすめのダイビングショップ「イエローサブマリンダイブスタジオ」をご紹介しますね。事前に予約しておけば、ライセンスを持つ人のためのファンダイビングのほか、体験ダイビング、シュノーケリングも受け付けてくれますよ。

大事な注意点を一つ、ダイビングした日は飛行機に乗れません!

最後に大事な注意点です。ダイビングをしたら、その日は飛行機には乗れませんのでご注意ください。

ダイビングで使う空気タンクに入っている空気中の窒素が体に負担をかけてしまいます。窒素は通常の呼吸では体に吸収されませんが、水圧のかかる海中では圧縮された状態でより多くの窒素が体内に取り込まれるため、「減圧症」にかかるリスクが高くなってしまうからです。

「減圧症」とは、体内に残っている窒素が気圧の低いところ(飛行機で高度があがると気圧が低くなる)にいくと膨らみ、気泡ができ、関節痛や呼吸器系障害などを引き起こす症状のこと。

重篤な後遺症を招くこともあるので要注意です。

窒素は吸収はされても体には必要ないものなので、時間が経てば自然に体外へ出ていきます。帰る日にダイビングの予定を入れないようにしましょう。

また、最後に水からあがって18時間以上、理想は24時間あけると体への負担が少なく、安全ですよ。

一棟貸切宿「みぃふぁいゆ~石垣島」では、オーナーである私がダイビング好きなので、ウェットスーツ洗い場や干場が充実(笑)。ダイバーにも優しい宿となっております。

「みぃふぁいゆ~石垣島」ではダイバー対応しています

ダイビング好きのカップルで、八重山の海を満喫したいという方、ぜひご利用くださいね~。

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