イタリアローマの警備体制は思ったよりも厳しくなっています。

バチカン寺院に入るのは無料なのですが、入場前に荷物チェックのため行列ができています。

先日のフランスの事件を受け、バチカン寺院への荷物チェックがさらに厳しくなり、行列の長さも伸びてしまっています。

バチカン寺院を観光される方は、朝一番に行くことをお勧めします。

ただ、日曜日と水曜日は午前中に、教皇フランチェスコのミサが行われるためご注意くださいね。

警察も今までとはケタ違いに巡回警備をしています。

クリスマス月間と聖年が重なり、大勢の信者がバチカンへ

先週もお伝えしましたが、12月8日から聖年の始まりとなり、カトリック教にとっては、クリスマス月間に突入します。

教皇様

聖年の年という事で、従来の12月8日とは様子が違い、「PartaSanta/聖年の扉」が開かれるのを待ち望むカトリック信者が、バチカン寺院に集まります。

カトリック信者のお二人であれば、歴史に残る1日となる事間違いなしです。

教皇フランチェスコは「聖年の扉」を開く事で信者へ救いの道をのばし、神との出会いにより慈しみに目覚める様に、とお祈りされます。そして聖年の儀式が行われます。

聖年の扉

ローマ市内にある4大バジリカの聖なる扉(Porta Santa=ポルタ・サンタ)の情報です。

・12月8日 9時30分 サンピエトロ寺院
・12月13日 サンジョバンニ寺院、サンパオロ寺院
・1月1日 サンタマリアマッジョーレ寺院

この開けられた扉をくぐるためには無料ですが、チケットが必要となります。

カトリック信者でないのであれば、あえて12月8日はバチカン周辺には近寄らない方が無難だと思います。

何と言っても、すごい人ごみのなか、動く事もままならない状態で、フランチェスコ法王がお姿を見せてくださるのを待ち望む人でいっぱいです。

この時期ローマを観光される予定の方は、人混みなどでの警戒にも十分にお気を付けくださいね。

 

大聖堂に集う人々

クリスマス時期の注意点や観光アドバイス

イタリアのクリスマスは、シンプルなライトアップが幻想的で素敵です。

12月のイタリアの祭日は8日(火)、25日(金)、27日(月)です。

特にクリスマス25日~27日は、閑散とするくらいにお店が閉まっていることが多いので要注意。

カトリック教の総本山、バチカン寺院はローマ観光では外せないスポットです。

スムーズに観光するポイントは朝一番!バチカン美術館から教会に入るのもお勧めです。

ローマの11月最終週は、寒くはなってきましたが、手袋やマフラーはまだ早いようです。日中の気温は11度~14度くらいです。

特別な新婚旅行になるよう、お気をつけていらしてください。

ローマより 桜子

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