平日のデジュネに是非行ってほしいビストロ(バスティーユ地区)を紹介します!

最近日本の雑誌でもよく紹介されていますが、「ル・シス・ポール・ベール(Le 6 Bistrot Paul Bert)」というこのお店。以前、この前身であるBistrot Paul Bertには行ったことがあったのですが、新しく同じ通りに作られたこちらの方にはまだ来たことがありませんでした。

ハイレベルな内容で、お値打ち価格のデジュネをぜひハネムーンで!

パリジャンにも大人気のビストロ Le 6 Paul Bert(ル・シス・ポール・ベール)

前菜、メイン、デザートで19ユーロのコースは毎日変わる内容。配られるメニューに、本日の日付も印刷されていることで分かります。

前菜・メイン・デザートで19ユーロ、メニューは毎日変わる

今日は前菜として、ゆでた羊の肝、青りんごといんげん添え。

この肝、上からほんのりと辛いラディッシュがかかっていることで臭みも消えてかなり食べやすくなっています!そして青りんごが、爽やかな後味を残します。

この日はゆでた羊の肝、青りんごとインゲン添えが前菜

彼は牛のプレッセ。テリーヌみたいな感じかな。見た目もとっても鮮やか!このセップ茸のクリームが美味しかった~!!

見た目鮮やかな牛のプレッセ

期待のメインは・・・時間が少し遅かったので、鴨がもうなくなっていて牛に変わっていました。

普段は好きでないので食べない丸ごと人参や、その下に敷いてあるピュレも甘くて美味しい。うーん、その上大好きな温泉卵も乗っていて嬉しい♪

メインは牛肉とニンジンまるごと

素材を生かす調理法だけれどシンプル過ぎず、1皿1皿に少しの捻りを加えた感じです。

彼のメインはヒラメのカリフラワー添え。

カリフラワーがちょっぴり硬かったけれど、ヒラメ自体の焼き具合、お味は◎!

ひらめのカリフラワー添え

デザートも最後まですっかり満足なお味なんです。

サブレの塩キャラメルとミルクアイスクリームは、1つ1つの味を味わうために別々に食べても美味しいし、全てを混ぜて味わってもよし!

仕上げに身の詰まったイチジクが、ほんのり暖められて上にどーんと乗っかっています。デザートまで手抜きなし!

こちらは洋ナシと、セップ茸のアイスクリーム!!

期待していたほどのセップ茸の味はしなかったものの(笑)面白い試みですよね。

セップ茸のアイスクリーム

常連のお客さんはカウンターで、店員さんと仲良くおしゃべりしながらのデジュネ。

地元の人に愛される身近なビストロ、という雰囲気がたっぷり出ているビストロでした!

もう2時なのに・・・この賑わいっぷりです。満席!

パリ地元っ子からも愛されるネオビストロ

私はリピート確実!

すぐに友達に連絡を取って、次の予約を入れた私でした(笑)

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<Information> ル・シス・ポール・ベール Le 6 Paul Bert
http://www.le6paulbert.com/en
6 rue Paul Bert 75011 Paris
Tel: 01-4379-1432
営業時間:12時~14時/19時30分~23時30分、月曜・日曜休み
最寄り駅:メトロ8号線「フェデルブ・シャリーニ(Faidherbe Chaligny)」下車

「ル・シス・ポール・ベール」があるバスティーユ地区は、有名どころの観光地から少し外れたところにあります。バスティーユ監獄のあったバスティーユ広場は、4区・11区・12区にまたがる広大な広場。ここでの見どころは「オペラ・バスティーユ(歌劇場)」やサン・マルタン運河などがあります。

「オペラ・バスティーユ」は、フランス革命200年を記念して、革命勃発の地であるバスティーユ広場の西側に建てられました。「オペラ・ガルニエ」とは対照的に、ガラス張りのモダニズム様式の建物は、現代建築の粋を結集させた最先端の装置や技術を備えたモダンなものになっています。

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