パリに初めて来るのであれば、絶対に訪れるであろうノートルダム大聖堂。

ステンドグラスの美しさや、ただただその大きさに溜息をつくこと間違いなしですが、意外にも、上まで登る方は少ないのでは??

つくられたのは850年前(1163年)!!

ノートルダム大聖堂と向き合って左側に、頂上まで登るための列があります。朝10時にオープンですが、既に大聖堂の裏まで行ってしまうのではないかと思われるほどの長蛇の列!時間を無駄にしたくない方は、9時くらいからスタンバイしているのがベストです。

フランス ノートルダム大聖堂01
ノートルダムで有名なのは、ガーゴイル。怪物を象った彫刻で、雨の水を吐き出すものです。よーく見ると、ノートルダムの上の方には物凄い数の怪物(ガーゴイル)が付いているんですよ!

フランス ノートルダム大聖堂02
さて、こちらのノートルダム大聖堂、昨年が丁度850周年でイベントが開催されていました。850年前というと・・・日本は鎌倉時代?地震が全くないパリだからこそ、石造りのこのような建物の寿命が長いんですよね。

回廊まで登ると、ディズニー映画で有名な「ノートルダムの鐘」が

チケットを買ったら、回廊まで一気に階段をぐるぐるぐるぐるぐるぐる・・・・・足がガクガクしだす頃、ようやく回廊に到着です。

エッフェル塔や凱旋門に登る方は多くても、実はノートルダム大聖堂に登る方は少ないのでは??まさにパリの景色が目の前に。

フランス ノートルダム大聖堂03
そして物語になっているノートルダムの鐘。それがこちら!

フランス ノートルダム大聖堂04
でも、ここで満足しちゃいけません。実はまだ上があるのです!

あまりに風が強かったりすると封鎖されてしまうのですが、本当のてっぺんまで行きましょう。

さらに登れたらラッキー!夕暮れ時ならかなりロマンティック

更に登ること数百段。これが本当に本当のTOPです!2つある塔の、右側の塔の頂上にいるわけです。目の前に360度広がるパリ。

フランス ノートルダム大聖堂05
一度に登れる人数が厳しく制限されているため、この頂上にいられる時間は5分ほど。でも一度は登ってみる価値ありですよ!

これから秋に向けて日が短くなるので、もし夕暮れ時にこの塔に登れたら、それも新婚旅行にぴったりのロマンティックなスペシャルな時間になりそう・・・。

そして実は一番辛いのが下り。登りは2回に分けて登ったところを一気に降りるわけですから・・・。

半分くらい行くと、目は回るし、足はふらふらしてくるし、自分がどこにいるか分からなくなりますが(笑)バクバクの心臓は、大聖堂でステンドグラスを見ながら静めてくださいね!

フランス ノートルダム大聖堂06


<Information> ノートルダム大聖堂(パリ)Cathédrale Notre-Dame de Paris
6 Parvis Notre-Dame – Pl. Jean-Paul II, 75004 Paris
行き方:
メトロ「サン・ミッシェル(Saint-Michel)」駅からすぐ。
RER B線の「サン・ミッシェル・ノートル・ダム(Saint-Michel Notre Dame)駅からは徒歩約6分。
開館時間:8時~18時45分(土・日曜日は19時15分まで)
※入場料金は無料ですが、大聖堂内にある塔(屋上)は有料(10ユーロ)、開場は10時~18時30分(冬季は17時30分)までです。

ノートルダム大聖堂は、パリの中心部となるシテ島にあります。「パリのセーヌ湖岸」の一部として、世界遺産に登録されています。初期ゴシック建築の傑作として知られ、ディズニー映画「ノートルダムの鐘」(原作はヴィクトル・ユゴーの「ノートルダムのせむし男」)の舞台となりました。

ノートルダム大聖堂はパリから各地への距離を表す起点(0㎞地点)。大聖堂の正面広場に石畳には「ポワン・ゼロ(Point Zero)」と書かれた石盤がありますので、ぜひ探してみましょう。

ナポレオンの戴冠式が行われた場所としても知られており、古代ローマ時代に建てられた神殿跡として、大聖堂の地下には遺跡が残っています。

そして、すぐ正面にあるゴシック様式の教会「サントシャペル」は、パリ最古のステンドグラスで有名。創世記からキリスト復活までの物語を表しているステンドグラスは圧巻の一言です。

近くには、ルーブル美術館やパリの旧市街「マレ地区」、老舗カフェが立ち並ぶ「サンジェルマン・デ・プレ地区」などがあります。ゼロ地点であるノートルダム大聖堂から、パリ散策を初めてもいいですね!

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