ハネムーナーやディズニーファンから圧倒的な支持を受けている「ディズニー・クルーズライン」。
一度乗ったらとりこになるといわれているクルーズですが、さらに夢と感動を与える希代のエンタテイメント、ディズニーがプロデュースする船ですから、その魅力は計り知れません。
今回は、ディズニー・クルーズのおすすめプランを大特集。ハネムーンの過ごし方や旅行日数、予算に合わせてどのプランを選べばいいのかも併せてご紹介します。
ディズニーの世界を徹底的に遊び尽くすなら「ディズニー・ドリーム号」がおすすめ!
ディズニー・クルーズラインが所有する4隻の船のうち、「ディズニー・ドリーム号」が日本のハネムーナーから人気がある理由は以下の3つ。
- オーランドにある「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」に近い港「ポート・カナベラル」から出航
- 人気のプライベートアイランド「キャスタウェイ・ケイ」に上陸
- 最低3日間からのショートクルーズがあるので手ごろ
それでは詳しく見ていきましょう。
「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」に近い港から出航
アメリカ・フロリダ州オーランドにある「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」は、世界最大のディズニーリゾート。その広さは、日本の山手線内側のエリアが2つ分入ってしまうほどといわれています。
4つのディズニーパーク、2つのディズニーウォーターパーク、6つのゴルフコース、20以上のリゾートホテルが立ち並び、まさに一つの町のようなもの。ディズニーファンなら、一緒に一度は行ってみたいのが“ディズニー・ワールド”なのではないでしょうか。
「ディズニー・ドリーム号」が出船するのはポート・カナベラル港で、「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」から車で約45分の場所にあります。クルーズ船に乗船する場合、専用のシャトルバス(有料)が直営ホテルから運行されているので便利。
迷うことなく到着できるので、「海外旅行は初めて」「英語に自信がない」という方でも安心して遊びつくせますよ。
クルーズでしか上陸できない「キャスタウェイ・ケイ」に行ける!
ディズニー・クルーズラインが所有する4隻のうち、カリブ海を航行する「ディズニー・ドリーム号」。途中で1日はディズニーが所有するプライベートアイランド「キャスタウェイ・ケイ」に上陸します。
この島は、ディズニー・クルーズじゃなければ立ち寄れない場所。ディズニーらしいワクワクするような演出やアクティビティがいっぱいあり、見逃せません。
18歳以上の大人だけが過ごせる美しい専用ビーチ「セレニティ・ベイ」もあって、2人っきりの甘いひと時を過ごしたいハネムーナーにはうれしい限りです。
この島での特別なウエディングをリクエストすることも可能!キャラクターの参列・祝福(別料金)希望も受け付けてくれているので相談してみましょう。
忙しい2人でも乗船可能!最低3日間のショートクルーズあり
通常、カリブ海クルーズだと最低でも1週間~10日間かかるプランになります。クルーズに出発する港までの移動を考えると、プラス3日間~4日間。最も短い旅行プランであっても10~11日間になってしまいます。
その点、「ディズニー・ドリーム号」は最低3泊からのショートクルーズプランを持っています。『パークでも遊びたい』というカップルにとって、短い日数でクルーズ体験もできるのは魅力的。
ディズニーファンのハネムーナーから圧倒的な支持を受けているのもうなずけますね。
「ディズニー・ドリーム号」ハネムーンならどの客室がおすすめ?
「ディズニー・ドリーム号」の客室グレードは大きく分けて4つあります。
- インサイドルーム(内側客室) 15.17㎡
- オーシャンビュー(海側客室) 22.41㎡
- ベランダ(ベランダ客室) 22.88㎡★ハネムーンにおすすめ
- コンシェルジュスイート(スイート客室) 57.84
それぞれの特徴をご紹介していきましょう。
ともかく安く楽しむなら「インサイドルーム(内側客室)」
船体の内側にあるため、窓から海を臨めません。その代わり、外の映像が映るマジカル・ポートホールが付いており、時折キャラクターたちがごあいさつ!ディズニー・クルーズのリピーターからはこちらのお部屋が大人気です。
客室にいるよりもアクティブに船内を楽しみたいカップルには、格安で宿泊可能なこちらのお部屋がおすすめです。
<客室概要>
- マジカルボートホール
- ダブルベッド1台
- ソファーベッド1台
- プルダウンベッド(一部)
- バスタブ
- トイレ110V コンセント(日本と同じプラグ)
- フラットスクリーンTV
- 船内専用携帯電話2台
- タオル、シャンプー、コンディショナー
※歯ブラシ、歯磨き粉、髭剃り、スリッパは持参のこと - 冷蔵庫
- ヘアドライヤー
- 空調設備
- 金庫
船旅らしい丸窓がキュート!「オーシャンビュー(海側客室)」

「ディズニー・ドリーム号」の丸窓は、人の身長ほどあるビッグサイズ!お部屋の奥にいても海を眺めることができる贅沢さです。窓際には小さなベンチがあるので、ごろりと横になってひたすら海を眺められます。
海をのんびり眺めながらゆっくり過ごす時間も欲しいカップルにおすすめです。
<客室概要>
- ダブルベッド1台
- ソファーベッド1台
- プルダウンベッド(一部)
- 丸窓
- シャワー(一部バスタブが付くお部屋もあり)
- トイレ
- 110V コンセント(日本と同じプラグ)
- フラットスクリーンTV
- 船内専用携帯電話2台
- タオル、シャンプー、コンディショナー
※歯ブラシ、歯磨き粉、髭剃り、スリッパは持参のこと - 冷蔵庫
- ヘアドライヤー
- 空調設備
- 金庫
海風に吹かれながら過ごせる「ベランダ(ベランダ客室)」

お部屋にプライベートベランダがついているので、航海中いつでも好きな時にオーシャンフロントを満喫できます。
2人だけの朝食を楽しむことも可能!これぞクルーズの醍醐味ですね。ハネムーンならやっぱりベランダ付きがロマンティックでおすすめ。
<客室概要>
- ベランダ
- ダブルベッド1台
- ソファーベッド1台
- プルダウンベッド(一部)
- バスタブ
- トイレ
- 110V コンセント
- フラットスクリーンTV
- 船内専用携帯電話2台
- タオル、シャンプー、コンディショナー
※歯ブラシ、歯磨き粉、髭剃り、スリッパは持参のこと - 冷蔵庫
- ヘアドライヤー
- 空調設備
- 金庫
至れり尽くせりの贅沢さ「コンシェルジュスイート(スイート客室)」
スイートルームが付くスイートキャビンは、1ベッドルームのスイートと、さらに広いロイヤルスイート(167㎡)の2種類あります。
こちらの客室のメリットは、優先チェックインや有料レストランの優先予約、コンシェルジュラウンジの利用OK(カクテルタイムのアルコール無料)、専用サンデッキ、コンシェルジュクラス専用のキャラクターグリーティングなどの特典が用意されていること。
特別感のある旅を楽しみたい人には魅力的な客室です。
ただし、スイートルームの場合、予約のタイミングで価格が変動。予約と同時にキャンセル料がかかり始めるため、詳しくはクルーズ・バケーションに問合せてみましょう。
<客室概要>
- ベランダ
- クリーンサイズベッド1台
- ダブルコンバーチブルソファ
- プルダウンベッド
- リビングルーム(もしくはスペース)
- バスタブ
- トイレ
- 110V コンセント(日本と同じプラグ)
- フラットスクリーンTV
- 船内専用携帯電話2台
- タオル、シャンプー、コンディショナー
※歯ブラシ、歯磨き粉、髭剃り、スリッパは持参のこと - 冷蔵庫
- ヘアドライヤー
- 空調設備
- 金庫
客室はどのデッキがおすすめ?揺れにくいお部屋の位置は?
船旅のいちばんの心配はというと「船酔い」ですよね。「できるだけ揺れない客室にしたい」と思うのは当然のことです。
以前、客船の船長に取材した際に伺ったのは、最も揺れるのは「船首」とおっしゃっていました。その客船では最も揺れる船首が船長のお部屋。ということは、船首をなるべく避けるのがポイントかもしれません。
ただ、最近の大きな客船には「フィンスタビライザー」が付いており、万が一海が荒れた場合でも、船の揺れをある程度抑えられる構造になっています。
心配な場合は、早めに酔い止めを飲むこと。そして寝不足にならないように気を付けるといいでしょう。
「ディズニー・ドリーム号」のデッキ1は医務室があるフロア。
デッキ2には「エンチャッテッド・ガーデンレストラン」の他、デラックス・ベランダ、スタンダード・インサイドの客室があります。
デッキ3は「ウォルト・ディズニー・シアター(デッキ4と吹き抜け)」「ロイヤルパレスレストラン」「アニメーターズ・パレットレストラン」の他、売店など。
プロムナードデッキがあるデッキ4。「D・ラウンジ」「ブエナビスタシアター(デッキ5と吹き抜け)」の他、「エボリューション」などの有料バーがあります。
デッキ5は子ども向けの施設「ディズニーオセアニアクラブ」などの他、美容、オプショナルツアーデスクがあります。客室はデラックス・オシャンビュー、スタンダード・インサイド、ベランダ付きのタイプもあります。
デッキ6~10は客室のみのフロア。
どのデッキにあるお部屋がいいかは「ディズニー・クルーズでの過ごし方」で変わってきます。ぜひ説明会に参加して、おすすめのデッキや客室の位置などをアドバイスしてもらいましょう。
デッキ11にはスパやフィットネスワロン、プール、「カバナス(ビュッフェレストラン)」。コンシェルジュ付きのスイートルームは、デッキ11~12まです。
デッキ12には「ディズニー・ドリーム号」ならではの人気アクティビティ「アクアダック・ウォーター・コースター」があります。また、予約が取りにくいと評判の有料レストラン「レミー」「バロ」があるのもこちら。
デッキ13にはグーフィーズ・スポーツデッキ、グーフィーズゴルフ、スポーツシミュレター(有料)があり、デッキ14には挙式・パーティ用のスペース「アウトルック」があります。
クルーズ・バケーションなら、予約と同時にお部屋番号を案内してくれます。また、希望の場所へのリクエストも可能。申し込みの際は遠慮せずにどんどん相談しましょう。
「ディズニー・ドリーム号」のレストランはどんな感じ?服装は?

「ディズニー・ドリーム号」には「アニメーターズ・パレット」「エンチャンテッド・ガーデン」「ロイヤス・パレス」と3つのレストランがあり、ディナーを日替わりで楽しめます。もちろん、お食事は船旅料金に含まれています(アルコールなどは別)ので、安心して楽しめますよ。
船旅らしく、海風を感じながらお食事を楽しみたい場合はデッキへ。朝食とランチタイムはビュッフェになるレストラン「カバナス」で好きなものを好きなだけ召し上がれます。
どのレストランであっても基本はカジュアルでOK。おしゃれを楽しみたい方は、オプショナルドレスアップの日に、思いっきりかわいらしいドレスを選んでもいいですね。
また、パイレーツナイトの日は、海賊に扮して一緒に盛り上がるのも楽しい。仮装しなくても、バンダナを貸してもらえるので、恥ずかしがらずに一緒に楽しんでみては?
エンタテイメントレストラン「アニメーターズ・パレット」
小さなお子様連れ、ディズニー好きにはたまらないのが、アニメーションスタジオをイメージしたこちらのレストラン。大きなスクリーンが壁沿いに配置され、ファインディング・ニモに登場する亀のクラッシュがゲストに語り掛けてきます。
人気の仮装パーティ「パイレーツ・ナイト」の日は、スクリーンいっぱいに映し出される海賊の映像。迫力満点で大変盛り上がりますよ。
また、7泊以上のクルーズになると、自分たちで描いた絵がスクリーンで動き出すイベントなども企画される場合も!ディズニーらしい楽しい演出が魅力的なレストランです。
●お料理内容:パシフィック・リム/アメリカ料理
庭園風でくつろげる「エンチャッテッド・ガーデン」
カジュアル・エレガンスをイメージしたのがこちらのレストラン。フレスコ画やお花型の照明、ミッキーの噴水など、女性に人気のかわいらしいインテリアになっています。
天井は天窓のような演出で、時間帯によって証明などが変化。明るく開放的な雰囲気で食事が楽しめます。
●お料理内容:ヨーロッパ風料理(コンチネンタル料理中心)
プリンセス気分が味わえる「ロイヤル・パレス」
シンデレラや眠れる森の美女、白雪姫、美女と野獣など、プリンセスが登場するディズニー作品をテーマにしたインテリアです。お食事中にプリンセスが登場するのが人気!
ガラスの靴をシャンデリアにしたり、大理石の床やローズピンクのカーペットなど、優雅なディナータイムを過ごせます。
●お料理内容:ヨーロッパ料理/フランス料理
大人専用の有料レストラン「レミー」「パロ」
利用は18歳以上限定。どちらも予約制で、服装はインフォーマル(男性はジャケット・タイ、女性はきれめのワンピースなど)になる、スペシャリティダイニングです。
「レミー」はご存じ映画「レミーのおいしいレストラン」がテーマ。美しいカリブ海を眺めながらのフルコース・フランス料理です。
「バロ」は厳選された旬の食材を使った北イタリア料理。
どちらも、ゆったりとしたディナーを楽しめるので、船旅らしい気分を味わえますよ。4泊以上のクルーズなら、パートナーにナイショ(サプライズ)で予約しておいてもいいですね!
クルーズ・バケーションならダイニングの事前予約も無料で行ってくれます。乗船日の75日前までにリクエストしましょう。そこを過ぎると満席でとれないことがあるのでご注意を。
ディズニー・クルーズラインのおすすめプラン特集まとめ
この他にもおすすめしたポイントはたくさん!
寄港地での日本語オプショナルツアーや船内でプロカメラマンに撮影してもらえるサービス、「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」での日本語オプショナルツアーなど、さまざまな手配が可能です。
「初めての海外で不安がいっぱい!」「クルーズなんてドキドキする」という方でも安心して楽しんでいただけるよう、クルーズ・バケーションがサポートしてくれますよ。
もちろん、ディズニー・クルーズ以外でも国内クルーズや地中海クルーズ、リバークルーズなど、さまざまな旅をアレンジしてくれますので、ぜひ相談してみましょう。
「遠くて説明会に参加できない」という場合でも、メールや電話で相談に乗ってくれるので安心してくださいね。