レストランで食事をするには?

ハネムーンで初めてのイタリア旅行、自由時間はレストランに行き、2人でお食事するって緊張しますよね。

イタリア語を知らないから、どうしても、オーダーする時にまごまごしてしまう。

メニューに書かれている「単語」がわからなくて、成り行きでオーダーしてみたら、イメージと全然違ってちょっとガッカリということもよくあります。

レストランでオーダーするのって難しい

日本からの友人と一緒にレストランンへ行っても、メニューにかかれている単語の意味がわからないから、「選んでもらえますか?」といわれることもしばしば。

そこで、今回はレストランで希望通りの注文ができるように、基本的なイタリア語のご紹介をしましょう!

飲み物を注文をしよう!

お水はガスなし・ありを選べる

基本イタリアには2種類のお水があります。

ひとつは「Acqua naturale(アックアナチュラーレ=ガスなしのお水)」、もうひとつは「Acqua frizzante(アックアフリッザンテ=炭酸水)」です。

好みに応じて注文しましょう。

ボトルオープンするほどワインが飲めないというとき、デキャンタを注文

“Vino(Rosso, Bianco) della casa, mezzo Per favore(ヴィーノ(ロッソ・ビアンコ)デラ カーザ メッゾ ペルファボーレ=ハウスワイン(赤・白)500mlお願いします)”

ハウスワインの、ハーフデキャンタを持ってきてくれますので、お値段もお得です。

Antipasto(アンティパスト=前菜)を選びます

基本Antipasto(アンティパスト)は前菜です。 Mare(海) と Terra(大地) があります。

魚介系の前菜はInsalata di Mare(インサラータ ディ マーレ)

マーレ

イタリアでは魚介は魚介、お肉系はお肉でそれぞれ盛り付けてでてきます。両方食べたいときは、お2人で別のアンティパストを注文するといいですね。

サラミやハム、チーズ系はMisto di Terra (ミスト ディ テッラ)

生ハム系前菜

新鮮な豚肉を使ったビラーニ(サラミ)やプロシュート、モッツァレラチーズ、リコッタチーズ、カチョカバロなどがあります。

パスタやリゾットはPrimi piatti (プリミピアッティ)

基本Primi piatti(プリミピアッティ)といえば、パスタ・ニョッキ・リゾット系です。

パスタにもいろいろ種類がありますよ。

パスタ(短いやつ)

Paste Lunghe(ロングパスタ) 、Paste corte(短いパスタ)、Spaghetti (スパゲッティ)は皆さんご存知のパスタですよね。

Linguine(リングイーネ)、Fettocine(フェットチーネ=小さなリボンの意味)、Tagliatelle(タリアテッレ)は平らなロングパスタです。

パスタの種類はソースとの相性を考慮しています。

メニューの中で「Fatta in casa」と記載されていれば、「手作り」ですので、さらにお勧めです。

ローマに来たら、ぜひ食べてほしいのが「Risotto crema di scampi(リゾット クレマディ スカンピ=リゾット手長エビクリーム)」。

イタリア語 レストラン5

フランス料理でもよくつかわれますが、肉質がとても柔らかい海老(スカンピ、赤座海老)で、甘味たっぷり。ミソもおいしいです。グリルにしたり、パスタに入れたりもします。

メインディッシュはSecondi piatti(セコンドピアット)

基本、メインディッシュといえばSecondi piatti(セコンドピアット)です。Carne(カルネ)はお肉系、 Pesce(ペッシェ)はお魚系。

Fiorentina(フィオレンティーナ)、T‐Born(ティボーン)、Danese(ダネーゼ)はステーキ系です。

魚も肉も重さで値段が変わりますので、重さを聞くといいですよ。

“Quanto pesa?(クアント ペーサ=どのくらいの重さですか?)”

肉
フィオレンティーナ

主なお魚メニューはCalamaro(カラマロ・ヤリイカ)、Gamberi(ガンベリ・エビ)、Spigola(スピゴラ・スズキ)、Orata(オラータ・鯛)です。

Fritto(フリット)はフライですので、Fritto di calamari e gamberiは、イカとエビのてんぷらです。おいしいのでお勧めです!!

いか天とエビフライ

付け合わせを意味するContorno(コントルノ)

サラダはここで頼めます。

Insalata(インサラタ)がそうですが、コンディート(味付け)はテーブルで自分でやりますので、オリーブオイル、塩、アチェット(お酢)で好みの味付けを楽しみましょう。

日本人の方だと、前菜、パスタで十分に楽しめると思います。無理してセコンドをオーダーしなくても大丈夫です。

同じようにパスタを召し上がらずに、直接セコンドをオーダーしても大丈夫です。

また、ドルチェ系は、食後の追加で頼むようにします。

お二人で召し上がるとき、奥さまがパスタ系、ご主人様がお肉系を召し上がるときなどは、パスタ(プリモ)と、お肉(セコンド)が一緒に出てくるように「Porterebbe insieme?(ポルテレッベ インシエーメ=一緒に持ってきてくださいますか?)」と一言言いましょう。

<レストランで使えることば例>

●「Senta!(センタ!)」 もしくは「Scusi!(スクージ!)」
ちょっとすみません!とウエイターを呼び止める時に使います。
例)「Senta! Posso ordinare (ポッソ オルディナーレ=すみません!オーダーお願いします)」など。
●「Che c’e di buono di oggi?(ケチェ ディ ブオーノ ディ オッジ?)」
今日ののおすすめは?
応用例)
「Che c’e di buono di primo?(ケチェ ディ ブオーノ ディ プリモ?=プリモ(パスタやリゾット類)のおすすめは?)」
「Che c’e di buono di secondo?(ケチェ ディ ブオーノ ディ セコンド?=
メインのおすすめは?)」
●「Basta cosi (バスタコジ) これで結構です。
●Troppo (トロッポ) 多すぎます。
●Il conto(イル コント) お勘定。
●「Per me(ペルメ=私へ)
お料理が運ばれたときに、自分が注文したものだったときなどに。
例)「Spaghetti vongole per me(スパゲッティヴォンゴレは私です)」
●「Mi da il sale?(ミダ サーレ=お塩をください)」
●「Per favore(ペルファボーレ=お願いします)」

※文字化けの恐れがあるので、アクセント記号や特殊文字は使用していません。正式なイタリア語表記と若干違う場合があること予めご了承下さい。

イタリアへの新婚旅行の楽しみは、食べる事!という方も多いですよね。

レストランでのメニューをみて、にらめっこになった時、そういえば、ハネムーンSでこんなこと書いてあったなと、思い出してくださいね。

ローマは海の幸も山の幸も両方ともおいしいのでご期待くださいね

ローマより 桜子

ローマ・ヴァチカン新婚旅行のホテル・レストラン・観光情報