おとぎの村に迷い込んだようなカルロスの街並み

雄大な自然と中世の面影が残る街並みを背景に、壮大なスケールで物語が展開するアメリカのTVドラマ「アウトランダー」。

ドラマのロケ地巡りシリーズ3回目は、スコットランドのイメージとはちょっと違う、でもフォトジェニックでハネムーンの行き先にピッタリな村、カルロスを訪れます。

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エディンバラから日帰りツアー!メルヘンチックな村で、アウトランダーワールドを満喫

メルヘンチックな村はハネムーンにぴったり

ふと気づけば「あれ、17世紀に迷い込んだみたい」と、ドラマさながらにタイムスリップした気分になる街、カルロス。ここはエディンバラから車で約1時間、フォース橋から西へ伸びる海沿いにある小さな村です。

16世紀から17世紀に自治地区だったというこの村。かつてはオランダ、ベルギー、ルクセンブルグや北欧と、炭鉱や塩の貿易が盛んだったそうです。

そして1930年代よりスコットランドのナショナル・トラストの手によって残された古い街なみは、当時のまま。細い石畳の小道に並ぶ白壁と赤い屋根の家々は、とってもメルヘンチックでフォトジェニック。この可愛らしい街並みに惹かれて訪れるカップルも多いそうですよ。もちろん、ハネムーンの思い出の一コマにもオススメです。

ハネムーン日帰りツアーにカルロスはおススメ

そんな村で行われたアウトランダーの撮影。シーズン1でクレアがハーブを通して知り合うゲイリス・デューカンと彼女の夫が暮らしていた、クレインズミュア(Cranesmuir)という村(ドラマの設定上設けられた架空の村)としてロケが行われました。では、さっそくクレアとゲイリスの足取りをたどって、街の中心部へ行ってみます。

日本人が知らないスコットランドの歴史と文化にふれ、特別なハネムーンに!

カルロスの観光案内所が入るタウン・ハウス

何やら歴史ある建物が目に入ってきました。ここは、1626年に建てられたタウン・ハウス。現在は、ナショナル・トラストの観光案内所として使われていますが、昔は村の政治の中心として利用されていたらしいです。

そして屋根裏には、なんと「魔女」を閉じ込めた牢屋もあったとか。ドラマの中でも(シーズン1・11話)魔女狩りにまつわるエピソードがありますが、このカルロス村で、実際にあったことみたいです。

そして広場横手には、黄色の壁が印象的なカルロス宮殿があります。

黄色の壁が印象的なカルロス宮殿

スコットランド王・ロバート・ブルースの子孫であるジョージ・ブルースによって建てられた宮殿

1597から1611年にかけてスコットランド王・ロバート・ブルースの子孫であるジョージ・ブルースによって建てられたこの宮殿は、その独特なスタイルの建築様式が印象的。

北欧の木材、オランダの床タイルやガラスを使用して建築

貿易商でもあった彼は、当時盛んだった貿易相手国のオランダから床タイルやガラスを持ち込み、北欧の木材まで使用してこの宮殿を造らせたのだそうです。

木製パネルで飾られたカルロス宮殿の内装

宮殿内のお部屋は、壁や天井が木製のパネルで飾られています。中でも天井一面に寓話の数々が描かれた応接間は必見。ドラマの中でも、宮殿内の一室が、謎多きゲイリスの部屋として使われたそうですよ。

ドラマのワンシーンみたい!クレアの薬草がいっぱいのハーブ園で記念撮影を

そして、この宮殿のもうひとつの魅力は、お庭。ここは16世紀の薬草や果樹園が再現されているところ。シーズン1では、リアフ城でクレアが薬草を摘むシーンのロケ地としてこのハーブガーデンが使われました。 クレアが歩いたように、カップルでハーブガーデンを散策するのもいいですよね。

クレアのハーブガーデンとして撮影されたカルロス宮殿の庭

そして、エディンバラまで一望できるガーデン内の高台は、フォトジェニックなスポット!晴れた日には、フォース湾を見渡すことができるんです。新婚旅行の思い出の1枚は、ここでバッチリです!

新婚旅行思い出の1枚が取れる宮殿の屋上

アウトランダーロケ地はどこも素敵!ハネムーン・フォトツアーにおススメです

宮殿をあとにして村の中心から伸びる石畳の小道を歩くと、中世に迷い込んだかのよう。チャーミングな家を眺めながら、カメラのシャッターを切る手も止まりません。

400~500年前から変わっていないカルロス村の景色

村のどこで撮影しても絵になる

時間がとまったかのような街並みに感動

そして、見覚えのある広場に出てきました。ここは、ドラマの中で、盗みの罪で裁かれた少年が耳を柱に打ちつけられていた広場では!

ドラマの中で少年が罪を贖わされていた場所

ドラマと違った明るい雰囲気なのは、広場を囲む家々の壁の色が違うから。ドラマの中では、白壁が灰色と茶色に塗り替えられたそうなんです。広場の中心に立つ塔も、同様に色が変えられていたそうですよ。罪人が裁かれるという陰鬱な雰囲気が出てましたね!

散策後はカフェでスィーツを堪能!新婚旅行の甘~い思い出に

石畳の街を歩いたあとは宮殿に戻り、併設された「べシーズ・カフェ(Bessie’s cafe)」へ。ベジタリアンにも対応したこのカフェは、地元の食材を使ったスィーツがたくさん。身体に優しい味と笑顔の素敵なスタッフで、ハネムーン日帰りの旅はさらに満足度アップです。

カルロス宮殿併設のカフェで一休み

べシーズ・カフェの様子

地元食材を使ったスイーツ

ベジタリアンにも配慮したカフェ
カフェの写真提供:Bessie’s Cafe

私たちは今回立ち寄りませんでしたが、宮殿のハーブを使った料理が頂ける「ビスケット・カフェ(Buiscuit cafe)」もオススメだとか。ギャラリーもあって、地元の方のアートも楽しめるそうです。

白壁がかわいい家々と、潮風、海沿い特有の光に溢れた、メルヘンチッな村、カルロス。フォトジェニックなスポットがギッシリのこの村に、エディンバラから少し足を延ばして日帰り旅行をしてみては?きっとステキな体験ができるに違いありません。

<Information>
●カルロス宮殿 Culross Palace
https://www.nts.org.uk/Visit/Culross/
https://www.facebook.com/culrosspalace/
Culross Palace, Culross, Fife, KY12 8JH
Tel:01383 880359
大人: 10.50ポンド/家族: 24.50ポンド/タウンツアー: 3ポンド

●カルロス ハーブガーデン Culross Pottery & Gallery
http://www.culrosspottery.com/garden/
Sandhaven, Culross, Fife, KY12 8JG
Tel:01383 882050

●べシーズ・カフェ
https://www.facebook.com/culrosspalace/
Culross, Fife Culross palace main st, KY12 8JH
Tel:07742 537301


■取材協力
Nationaltrust for Scotland
https://www.nts.org.uk/

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